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保健受療行動ならびに人口動態のミクロデータによる健康形成過程の構造解析

研究課題

研究課題/領域番号 09206202
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

中村 桂子  東京医科歯科大学, 医学部, 助教授 (00211433)

研究分担者 渡辺 雅史  東京医科歯科大学, 医学部, 助手 (90280974)
竹内 幸子  東京医科歯科大学, 医学部, 助手 (90251503)
高野 健人  東京医科歯科大学, 医学部, 教授 (80126234)
研究期間 (年度) 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1997年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード健康指標 / 人口動態統計 / 国民生活基礎調査 / 健康形成過程 / 保健受療行動 / ヘルスプロモーション活動 / 都市
研究概要

健康形成過程の構造解析には、次の諸指標が必要である。寿命関連諸指標、死亡年齢関係諸指標、傷病関係諸指標、活動的健康関連諸指標、予防・衛生関連諸指標、保険医療近接性関連諸指標、健康能力開発活動水準関連諸指標、保険医療資源関連諸指標、都市保健衛生基盤資源関連諸指標。我が国でこれらの健康指標を都市単位にデータベース化するには次の手法がある。(a)統計法に基づいて実施された種々の調査の結果表から都市単位の指標を作成する、(b)指定統計調査その他の調査票の使用承認申請を行って都市単位の指標を作成する、(c)公共機関または研究機関などが都市単位のデータベースとして作成したデータベースに基づいて該当する都市単位の指標を作成する、(d)地域ごとの実地調査結果や環境測定結果をもとに都市単位の指標を作成する。
全国の人口3万以上の787都市における、都市単位の健康指標データベースの一部として作成した111の人口動態関連関連諸指標を、因子分析により解析した。悪性新生物死亡関連指標、虚血性心疾患死亡関連指標、脳血管疾患死亡関連指標、寿命の格差関連指標、事故死亡関連指標、の5因子により構成されることが示された。
人口動態統計関連の指標は多くの指標をデータベース化できたが、保健行動、受療行動、ヘルスプロモーション活動に関わる指標は系統的なデータベース構築法が開発途上である。地域ごとの実地調査結果を活用するとともに、指定統計調査などの調査票から保健統計のミクロデータを有効に活用する必要がある。
以上、(1)保健統計のミクロデータから健康のモニタリング指標を作成する手法の検討と都市単位の健康指標のデータベース構築の試み、(2)我が国の人口動態関連諸指標の構造の解析、(3)都市単位の健康指標データベースの作成と健康形成過程の解明にあたって保健統計のミクロデータを活用することの効用の検討を行った。

報告書

(1件)
  • 1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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