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経済ミクロデータへの共分散構造分析適用の際の非正規性と欠測値の処理に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 09206215
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関立教大学

研究代表者

山口 和範  立教大学, 社会学部, 助教授 (60230348)

研究期間 (年度) 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1997年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワードミクロデータ / 共分散構造分析 / 欠測値 / EMアルゴリズム / 楕円分布 / 外れ値
研究概要

経済ミクロデータヘの共分散構造分析を適用する際に、解決しておかなければならない問題として、非正規性と欠測値処理があった。外れ値が推定値に与える影響をできるだけ軽減するために、正規分布より裾の重い楕円分布を母集団分布として想定したモデリングがこれまで提唱されてきた。本研究では、この方法を共分散構造分析に拡張し、さらにEMアルゴリズムを利用し簡便化された推定アルゴリズムを開発した。欠測値を含むデータについてもEMアルゴリズムを利用しているため、開発した推定方法を若干修正するだけで分析が可能となった。提唱した推定方法、ならびに、アルゴリズムの検証を行うため、大規模な数値実験を行った。この実験の結果、ここで提唱された方法は幾分注意を払わなければならない点はあるものの、十分実用可能であることが示された。
結果の一部については、既に第9回韓日統計会議(平成9年12月大韓民国済州市にて開催)において発表した。また、重点領域最終報告書も提出済みである。なお、結果の残部については現在統計関連学術雑誌へ投稿準備中である。

報告書

(1件)
  • 1997 実績報告書

URL: 

公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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