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酸塩基複合機能触媒の開発とファインケミカルズ合成への応用

研究課題

研究課題/領域番号 09218243
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関愛媛大学

研究代表者

山口 力  愛媛大学, 工学部, 教授 (10000861)

研究分担者 大川 政志  愛媛大学, 工学部, 助手 (00274340)
研究期間 (年度) 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1997年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード酸塩基両機能 / 酸化ジルコニウム / シラン化 / 固体塩基 / 異性化
研究概要

1.酸塩基両機能性である酸化ジルコニウムに20種の金属カチオンを添加することにより、リチウムなどを除く添加物で表面積増大への効果が認められた。酸塩基両機能性表面でトリエチルアミン(Et_3N)からCH_3CNを特異的に生成することを利用して、添加金属カチオンの酸塩基性への効果を検討した結果、Ca,La,Ce,Al,Biでは両機能性に変化を与えることなく表面積を増大させていることを明らかにした。
2.酸化マグネシウムをテトラメトキシシランを用いてシラン化することにより酸塩基両機能性触媒を調製できることをEt_3Nの定常反応および昇温分解法(TPDE)により明らかにした。
3.アルカリ金属塩をアルミナに担持、分解することによりH-≧+26.5の強塩基性触媒を得ることができた。試料のXRD分析およびTPDEの結果から、アルカリ金属塩とアルミナ表面との反応により生じる特定化合物の分解を経由して強塩基点が形成されることを提案した。本触媒を用いて、脂肪族、単環および二環式オレフィンの異性化、環状ジエンの異性化、脱水素、水素化反応を穏和な条件下で効率よく進行させることができた。

報告書

(1件)
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] T.Yamaguchi: "Solid Acid Catalyged Disproportionation and Alkylation of Alkylsilanes" Stud.Surf.Sc.Catal.108. 617-624 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] T.Yamaguchi: "Supported K-salts as a New Solid Base Catalyst" Chem.Lett.10. 989-990 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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