• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

複数の能動的カメラを用いた人の動きの検出とリアルな仮想世界の提示

研究課題

研究課題/領域番号 09220212
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関大阪大学

研究代表者

谷内田 正彦  大阪大学, 大学院・基礎工学研究科, 教授 (20029531)

研究分担者 岩井 儀雄  大阪大学, 大学院・基礎工学研究科, 助手 (70294163)
八木 康史  大阪大学, 大学院・基礎工学研究科, 助教授 (60231643)
研究期間 (年度) 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1997年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード能動的カメラ / マルチカメラ / 動画像処理 / 3次元運動推定 / 人工現実感 / 動物体追跡 / 最適カメラ決定 / 人物追跡
研究概要

本年度は統合化システムを試作しその評価を行なった。
(1)統合化システムの試作と実環境での評価(谷内田・八木):
パン角、チルト角、ズ-ム比などを制御できる能動的カメラを研究担当者らは既に試作している。その上に、高機能エージェント群(例えば、人物像の特定、検証、人物の3次元運動算出、ジェスチャ認識エージェント)が統括するような一体化した統合化システムを作成した。
さらに、実環境で動作実験を行ないその処理の評価を行なった。具体的にはエージェントシステムの安定動作条件と、エージェント同士の通信プロトコルの安定動作条件を測定した。また、ジェスチャ認識の認識率も測定し、協調動作による情報統合がどの程度よく働くか評価した。
(2)仮想世界の提示実験と評価(谷内田・岩井):
上で作成した統合化システムに、リアルタイムで動画の表示できるグラフィックワークステーションを利用し仮想世界を構築し、仮想世界の提示実験と評価を行った。
現実世界での動作に対する仮想世界でのフィードバック遅れをユーザがどの程度まで許容できるかを計測し、統合化システムで許される処理時間を明らかにした。
また、統合化システムの認識精度を意図的に低下させることで、ユーザの操作感がどの程度悪化するかを測定し、統合化システムが必要とされる認識精度を明らかにした。

報告書

(1件)
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 渡辺 賢: "カラーグローブを用いた指文字の認識" 電子情報通信学会論文誌. J80-DII. 2713-2722 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] Yoshio IWAI: "Gesture Recognition based on Subspace Method and Hidden Markov Model" IEEE International Conference on Intelligent Robots and Systems. 2. 960-966 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] Yoshio IWAI: "Gesture Recognition from Image Motion Based on Subspace Method and HMM" Third Asian Conference on Computer Vision. II. 639-646 (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

URL: 

公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi