• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

分子配向したポリ(p-ヒドロキシベンゾエ-ト)の合成

研究課題

研究課題/領域番号 09222206
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関東京工業大学

研究代表者

柿本 雅明  東京工業大学, 工学部, 教授 (90152595)

研究期間 (年度) 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1997年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード非線系光学効果 / 芳香族ポリエステル / 分子配向 / 可溶性ポリエステル / t-ブチル基 / p-ヒドロキシ安息香酸 / 高融点 / 共重合
研究概要

可視領域に色のない、p-ヒドロキシベンゾエ-ト誘導体が、大きな2次非線形光学効果を有することが報告され、繰り返し単位が小さいときには、非線形感受率は分子量の増加とともに上昇し、これは計算結果とも合致するが、ある程度の分子量になるとp-ヒドロキシベンゾエ-トは有機溶媒に不溶となり、かつ、高融点となるため、非線形感受率の測定ができなくなる。本研究では、種々の分子量のt-ブチル基を導入したポリ(p-ヒドロキシベンゾエ-ト)を合成した。p-ヒドロキシ安息香酸とtブチルクロリドを塩化アルミニウムの存在下に反応させて、3-tブチル-4-ヒドロキシ安息香酸および3、5-ジtブチル-4-ヒドロキシ安息香酸を合成した。これらにp-ヒドロキシ安息香酸を加えた3種類のモノマーを用いて重合を行った。まず、ホモポリマーを合成したところ、いずれも有機溶媒に不溶となった。つぎに共重合を行い、t-ブチル基が一つおよび二つ入ったモノマー同士での共重合で、良好な溶解性を持ったポリマーが得られた。しかし、得られた共重合体からtブチル基を脱離させることはできなかった。非線形光学効果の測定は、東北大学中西八郎教授に依頼して行った。

報告書

(1件)
  • 1997 実績報告書

URL: 

公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi