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計測と熱収支モデルの組み合わせによる山岳域における積雪・土壌水分・流出量の評価

研究課題

研究課題/領域番号 09227206
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関東北大学

研究代表者

山崎 剛  東北大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (80220317)

研究分担者 松島 大  東北大学, 大学院・理学研究科, 助手 (50250668)
研究期間 (年度) 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1997年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード積雪 / 放射温度 / 陸面過程 / 衛生データ / 熱収支 / 河川流出量 / 分光放射
研究概要

宮城・山形両県にまたがる蔵王エコーラインに沿って雪線高度,積雪深,積雪密度の現地調査を実施し,データの蓄積をはかった.衛星データ,現地調査,気象ルーチンデータと熱収支・新バケツモデルの組み合わせによる積雪面積,雪線,積雪密度,土壊水分量,河川水温,地温の季節変化を求める方法を改良,発展させた.
森林と積雪が共存する状態に関して,可視・近赤外データによる積雪と植生密度を示す指標を提案した.基礎となるデータは,苗木を用いて森林密度と下の地表面状態を自在に変えて,可視・近赤外の分光反射特性の測定を行って得た.また,分光反射特性を再現できる多重散乱を考慮した放射モデルを用いて検討した.指標はそれぞれ可視・近赤外の3波長の放射データを用いている.
植生地について,赤外線放射計によって最適角度で側定した放射温度を使い,顕熱を推定する方法を開発した.この方法は植生群落が鉛直方向に温度分布を持っているため,放射温度が測定方向によって異なることを多層植生モデルにより計算から示し,最適角度と顕熱輸送係数を決めたものである.この方法を水平一様な水田に適用して検証した.また,NOAAの赤外チャンネルを用いて,水田に限られるが顕熱の分布を求めた.

報告書

(1件)
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Dai Matsushima: "A proper method for estimating sensible heat flux above a horizontal-homogeneous yegetation canopy using radiometric surface observations" J.Applied Meteorology. 36・12. 1696-1711 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 山崎 剛: "厳寒地に適用可能な積雪多層熱収支モデル" 雪氷. 60・2. 131-141 (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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