研究課題/領域番号 |
09232219
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
岡畑 恵雄 東京工業大学, 生命理工学部, 教授 (80038017)
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研究分担者 |
森 俊明 東京工業大学, 生命理工学部, 助手 (50262308)
江原 靖人 東京工業大学, 生命理工学部, 助手 (40251657)
佐藤 智典 東京工業大学, 生命理工学部, 助教授 (00162454)
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研究期間 (年度) |
1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1997年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
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キーワード | 脂質修飾酵素 / 糖加水分解酵素 / ガラクトシダーゼ / 糖脂質 / 単分子膜 |
研究概要 |
本研究は、種々のオリゴ糖鎖構造をもつ脂質分子を酵素法で合成し、水面単分子膜として二次元組織体を構築し、オリゴ糖鎖のコンフォメーションと分子認識性を定量的に解明することを目的として行い、以下の成果を得た。 1)脂質修飾ガラクトシダーゼを作製し、イソプロピルエーテルに可溶化し、水相にラクトース、イソプロピルエーテル相に1,2-ジオクタデシルグリセロールを可溶化して有機溶媒-水ニ相系で配糖化反応を行った。その結果、約30%の収率で目的とする3-β-D-ガラクトシル-2、2-ジオクタデシルグリセロールが単離できた。 2)次に酵素として脂質修飾マンノシダーゼを用いて同様にニ相系で反応を行ったところ、やはり、約30%の収率で目的とする3-β-D-グリコシル-1,2-ジオクタデシルグリセロールを得ることができた。 3)酵素反応で合成できた糖脂質の水面単分子膜を作製し、水晶発振子を用いて、レクチンの結合挙動を測定した。ガラクトース型脂質にはWGAレクチンが、グルコース型脂質にはConAレクチンが選択的に結合した。
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