研究課題/領域番号 |
09237102
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
魚崎 浩平 北海道大学, 大学院・理学研究科, 教授 (20133697)
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研究分担者 |
米山 宏 阿南工業高等専門学校, 校長 (80029082)
相澤 益男 東京工業大学, 生命理工学部, 教授 (00016742)
藤嶋 昭 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (30078307)
中戸 義禮 大阪大学, 大学院・基礎工学研究科, 教授 (70029502)
谷口 功 熊本大学, 工学部, 教授 (90112391)
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研究期間 (年度) |
1997 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
105,900千円 (直接経費: 105,900千円)
2000年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1999年度: 8,000千円 (直接経費: 8,000千円)
1998年度: 48,000千円 (直接経費: 48,000千円)
1997年度: 46,900千円 (直接経費: 46,900千円)
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キーワード | 電気化学 / 電子移動ダイナミクス / 電池 / 分子認識 / センシング / 光電気化学 / 光機能界面 |
研究概要 |
本領域では、構造が規制された表面での電極反応について、構造と反応性の関係を明らかにするとともに界面電子移動のダイナミクスについて調べ、これらの基礎的研究の成果を基盤として、電極反応がキーステップとして重要な役割を果たしている種々の機能界面について研究をすることを目的としている。具体的には、1.界面の構造と電子移動ダイナミクス、2.機能界面の電気化学的形成と高効率電池、3.分子認識機能界面とセンシング、4.光電極反応と光機能界面を対象として、構造規制界面の電気化学的手法による構築法の確立と、電極反応の基礎過程の原子レベルでの解明を目指した。本研究においては特に各研究計画班の研究の円滑な推進と各研究班間の意見・情報交換、また研究成果の他分野および社会への広報と還元を計ることに力を入れた。 具体的には、計画班会議、全体会議、班会議に加えて、日本化学会春季年会企画講演や、日本化学会秋季年会および電気化学会大会での主催、主催シンポジウムなどを通して、本領域に所属していない研究者とも活発かつ迅速な情報交換を行った。また、国際的情報発信に力を入れ、国際シンポジウムを2回開催した他、電気化学会日米合同大会、第49回国際電気化学会、環太平洋国際化学会議においてシンポジウムを開催し、さらに"Electrochemistry of Ordered Interfaces"に関する論文特集号をJ.Electroanalytical Chemistry(2000.9)、Electrochemistry(電気化学会誌2000.12)、およびPCCP(現在論文審査中)から発行した。各班員による原著論文も多数発表されており、これらの活動を通して本領域研究の成果を国際的にアピールすることができたと考えている。文部省における最終ヒアリング(2000年10月)においても高い評価を受けることができた。
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