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キラルらせん構造を持つ電子導電性無機結晶による不斉認識電極界面の構築

研究課題

研究課題/領域番号 09237234
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関京都大学

研究代表者

八尾 健  京都大学, エネルギー科学研究科, 教授 (50115953)

研究分担者 梶原 浩一  京都大学, エネルギー科学研究科, 助手 (90293927)
内本 喜晴  京都大学, エネルギー科学研究科, 助教授 (50193909)
研究期間 (年度) 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1997年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワードキラルらせん構造 / 不斉認識 / 界面 / 無機結晶
研究概要

光学異性体の電極・電解質界面での配向性を制御することは、高選択的化学センサ、選択的有機電解合成の開発に必要不可欠である。キラルらせん構造を有する電子導電性無機結晶を電極として用いることができれば、複雑な光学活性中心を持つ有機分子を用いることなしに光学活性な反応場を容易に構築することが可能となると考えられる。さらに、無機結晶は熱的・化学的安定性、長期安定性にも優れる特長を有している。光学活性SiO_2単結晶[空間群;P3_12(左水晶)、P3_22(右水晶)]を用いて、キラルらせん構造を有する無機結晶を用いた不斉認識場の構築を試みた。不斉認識場として適用するためには不斉認識対象分子との不斉認識対象分子との親和性を向上させなければならない。そのために、非平衡プラズマを用いて結晶表面のケイ素上に水酸基を導入した。プラズマ処理した光学活性Quartz単結晶を中庄液体クロマトグラフィーカラムの充填材として用い、DL-アラニンを不斉認識対象として使用した場合の結果、(S)-体の保持時間が、(R)-体の保持時間よりも長くなり、不斉認識が可能であることを見出した。

報告書

(1件)
  • 1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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