研究課題/領域番号 |
09237263
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
柏村 成史 近畿大学, 理工学部, 講師 (50152632)
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研究分担者 |
石船 学 近畿大学, 理工学部, 助手 (40268462)
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研究期間 (年度) |
1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1997年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | 炭素繊維 / 電極酸化 / 硝酸ラジカル / 親水性 / 修飾電極 |
研究概要 |
硝酸イオン(NO_3^-)の電極酸化により生成する硝酸ラジカル(NO_3・)を用いて、グラファイト電極や、炭素繊維電極の表面酸化を行うことにより炭素電極表面上に高効率で酸素官能基および、窒素官能基を導入できることを見出した。この方法は、ピッチ系炭素繊維、PAN系炭素繊維、および、グラファイト等に広範に適用可能であることが明らかになった。また、電極の極性を変換することにより、炭素繊維電極の表面にアミノ基を導入することにも成功した。さらに、短繊維の炭素繊維を用いると、酸素官能基導入の電流効率が飛躍的に向上することが明らかになった。この方法は、炭素繊維電極の表面改質、特に、親水性炭素繊維電極の有効な作成法として極めて有効であり、酸化処理した電極は高い親水性を示した。さらに、これらの官能基の反応性を利用して、炭素繊維電極の表面を化学的に修飾することも可能であることが明らかになった。たとえば、種々のカルボン酸エステルで修飾すると、疎水性電極を作成することが出来、また、光学活性アミノ酸で修飾すると、光学活性修飾電極を作成することができた。
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