研究課題/領域番号 |
09238104
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
村井 真二 大阪大学, 大学院・工学研究科, 教授 (00029050)
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研究分担者 |
中村 栄一 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (00134809)
吉田 潤一 京都大学, 大学院・工学研究科, 教授 (30127170)
安田 源 広島大学, 工学部, 教授 (00028200)
山本 明夫 早稲田大学, 理工学研究科, 教授 (30016711)
櫻井 英樹 東京理科大学, 理工学部, 教授 (70025873)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
22,400千円 (直接経費: 22,400千円)
2000年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1999年度: 8,000千円 (直接経費: 8,000千円)
1998年度: 5,600千円 (直接経費: 5,600千円)
1997年度: 5,800千円 (直接経費: 5,800千円)
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キーワード | 有機合成 / 新化学現象 / 新反応 / 共有結合 / 単一金属 / 反応メディア / 新理論 / 触媒 / 新化学現像 / 触媒設計 / 発見 / 金属有機化学 / 有機化学 / 結合 |
研究概要 |
本領域は新世紀の有機合成の新たな背骨となるべき新化学現象・新反応の発見開拓を目指すものである。主要目標は、炭素原子と、炭素、窒素、酸素、水素をはじめとする諸元素との間の、共有結合の切断、組み替えに関する根源的な新知見の開拓である。発見を目指すアプローチと合理設計に基づくアプローチを合わせて行った。 本領域では、まず、単一金属中心における結合の切断・形成を軸とする新反応の開発を、金属有機化学の広大な未踏領域での重要課題としてとりあげ、ついで、組み合わせの多様さから新現象開拓の蓋然性が高い課題として、多元素が協同的に作用する反応系の開拓をはかった。さらに、反応の分子環境としての反応剤、反応場、反応媒体、反応手段などを、反応メディアという観点から研究を行った。加えて、反応現象の背後の法則性の発見、新概念、新理論の開発、完全合理設計などの理論的アプローチを推進した。 領域全体計画のスムーズな遂行のために全年度にわたり5回の公開合同会議を開催し、研究成果の発表を行った。 本研究は順調な進展があった。とくに、有機物質の高効率的変換のための触媒の開発と、立体規則性重合の新触媒の開発など大きな成果が得られた。 全体として、本研究は計画通り順調に進展したものといえる。
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