研究課題/領域番号 |
09242107
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
小岩 昌宏 京都大学, 工学研究科, 名誉教授 (00005860)
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研究分担者 |
鈴木 哲郎 筑波研究学園, 産学共同推進機構, 教授 (70045988)
藤田 英一 大阪大学, 基礎工学部, 名誉教授 (90029380)
大塚 和弘 筑波大学, 物質工学系, 名誉教授 (50029881)
岩崎 博 立命館大学, 理工学部, 教授 (50005857)
増本 健 (財)電気磁気材料研究所, 所長 (20005854)
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研究期間 (年度) |
1997 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
24,800千円 (直接経費: 24,800千円)
2000年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1999年度: 7,700千円 (直接経費: 7,700千円)
1998年度: 7,600千円 (直接経費: 7,600千円)
1997年度: 6,500千円 (直接経費: 6,500千円)
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キーワード | エネルギーフィルタ法 / 電子回折 / 散漫散乱 / 外場下相変態 / 規則化過程 / マルテンサイト時効 / ゴム弾性挙動 / 材料組織制御 / 変位型相変態 / マルテンサイト変態 / 拡散型変態 / 規則-不規則変態 / 金属間化合物 / 形状記憶合金 / 準結晶 / 点欠陥 / 自己拡散 / 構造型空孔 / 拡散型相変態 / 回折的手法 / 計算科学的手法 / 回析的手法 |
研究概要 |
固相中での多様な相変態を以下の5つのテーマ・グループにより研究した。 1.回折的手法による相変態の研究法の開発 2.計算科学的手法による相変態の研究法の開発 3.拡散型相変態の微視的機構の解明 4.変位型相変態の新展開 5.特殊環境下並びに新物質の相変態 特筆すべき研究の代表例として以下の3件を挙げる。 (1)定量的電子顕微鏡法の開発と相変態研究への応用 エネルギーフィルタリング電子回折法を開発し相変態に伴う弱い散漫散乱の強度定量解析を可能にした。 (2)外場下相変態による組織制御 材料の微細組織の方位制御に関する基礎的知見を確立するため、モデル系としてFePd合金を選び、規則化過程における応力場・磁場を付加する効果を明らかにした。 (3)マルテンサイト時効とゴム弾性挙動 AuC合金をマルテンサイト状態で時効させたとき発現するゴム弾性挙動の成因を解明した。 なお、本特定領域の研究成果は以下の2種の出版物に英文で記述されている。 Proceedings of the International Conference on Solid-Solid Phase Transformations '99,日本金属学会,1999年11月,Materials Science and Engineering,A Special issue on Microscopic Mechanisms of Phase Transformations,Elsevier,2001年秋 発行予定
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