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極小変更の定式化に基づいた論理プログラミングにおけるソフトウェア発展モデルの研究

研究課題

研究課題/領域番号 09245201
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関北海道大学

研究代表者

佐藤 健  北海道大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (00271635)

研究期間 (年度) 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1997年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード極小変更 / ソフトウェア発展 / デフォルト / 仮説論理プログラミング / 極小限定
研究概要

我々は,以前,極小変化に基づく知識の更新について極小限定(Circumscription)に基づいて定式化する方法を検討し,その方法による更新の性質について研究を行った.その方法は,新しい情報が追加されたときに,知識の変化がその情報に矛盾している部分のみに限定されるというものである.
上記更新の定式化は,プログラム更新の定式化とみなすこともできる.なぜなら,知識を表現する論理式がホーン節の連言であれば,それは論理プログラムとして見なすことができるため上記知識の更新は,論理プログラムの更新と考えられるからである.
しかしながら,この定式化は第二階述語論理で記述されているため一般的には,計算可能ではなかった.
以上の背景を踏まえ,本研究の目的を,以下の2点に設定した.
1.上で述べた極小変更に基づく知識の更新の定式化を用いて論理プログラミングの発展モデルを構築する.
2.本定式化において計算可能であるクラスを同定し,実現可能な論理プログラム発展機構を明らかにする.
本研究の成果は以下である.
1.論理プログラミングの適切な更新理論として,論理的モデルレベルの極小変更ではなく,論理式の成否レベルの極小変更を考案した.
2.論理プログラミングにおいては,上記,極小変更は,変更可能なルールをデフォルトとし,変更不可能なルールを公理としたときの極小限定に対応することを明らかにした.
3.本変更の計算を仮説論理プログラミングに対応させ,どのルールを消去すべきかを仮説として用いることで,極小変更すべきルールの同定を可能にした.この実現により,計算可能なクラスの同定に関する知見を得た.

報告書

(1件)
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 佐藤 健: "事例ベース推論における動的類似性の仮説論理プログラミングによる実現" 人工知能学会誌. 12・6. 901-910 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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