• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

発展的機能を有するオペレーティングシステムの実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 09245221
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関奈良先端科学技術大学院大学

研究代表者

福田 晃  奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 教授 (80165282)

研究分担者 山本 和彦  奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助手 (50263439)
片山 徹郎  奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助手 (50283932)
最所 圭三  奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助教授 (50170486)
研究期間 (年度) 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1997年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
キーワードオペレーティングシステム / マイクロカーネル / 動的構築 / ユーザレベルスレッドライブラリ / スケジューリング / デバイスドライバ / 自動生成 / 形式的仕様記述言語
研究概要

本研究では、発展的機能を有するオペレーティングシステム(OS)の実証的な研究を行なう。本年度は、動的構築可能なOS、応用プログラムに柔軟に対応できるランタイムソフトウェア、デバイスドライバの自動生成について、それぞれ以下のことを行なった。
1.マイクロカーネルをベースとして、OSの機能の動的置換に関する基礎検討を行なうと共に、カーネル内スケジューラの動的置換手法を提案した。また、提案手法をワークステーション上で実現することにより、動的置換手法の有効性を検証し、情報処理学会OS研究会で発表した。
2.既に開発しているユーザレベルスレッドライブラリPPL(Parallel Pthread Library)を基にして、スケジューリング方式を柔軟に変更できるようにPPLの構造の見直しを図った。
3.デバイスのハードウェア仕様から、そのデバイスドライバのコードを生成する手法を検討すると共に、形式的仕様記述言語で記述したデバイスの仕様を入力とし、デバイスドライバを自動的に出力するデバイスドライバ自動生成システムを提案し、情報処理学会OS研究会で発表した。
4.既存のOSのデバイスドライバの機能を抽象化すると共に、デバイスの処理やデバイス固有の値について、その特徴を再調査し、情報処理学会コンピュータシステムシンポジウムで発表した。

報告書

(1件)
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 柏木 一彦: "カーネルスケジューラの動的置換" 情報処理学会 OS研究会報告. 98-OS-77. 203-208 (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 片山 徹郎: "デバイスドライバの自動生成に向けて-プリンタデバイスの生成に関する考察-" 情報処理学会 OS研究会報告. 97-OS-76. 43-48 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 片山 徹郎: "デバイスドライバの仕様記述に適した言語の開発について" 情報処理学会 コンピュータシステムシンポジウム'97 予稿集. 53-58 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

URL: 

公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi