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ソフトウェア従属性理論に基づく既存ソフトウェアの適応的発展方法論に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 09245223
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関九州大学

研究代表者

程 京徳  九州大学, 大学院・システム情報科学研究科, 教授 (30217228)

研究分担者 乃村 能成  九州大学, 大学院・システム情報科学研究科, 助手 (70274496)
研究期間 (年度) 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1997年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
キーワードプログラム従属性 / ソフトウェア従属性 / 並行プログラム従属性解析理論 / ソフトウェア保守 / ソフトウェア発展
研究概要

並行型プログラムにおける多重制御流れと多重データ流れを表現できる有向グラフとして我々が導入した非決定的並列定義使用ネットを、Ada95並行プログラムにおける多重制御流れと多重データ流れを表現できるように拡張し、タスク間相互作用の表現モデルを構築した。そして、タスク間相互作用の表現モデルに基づいて、Ada95並行プログラムにおける様々なプログラム従属性を形式に定義し、それらを解析するアルゴリズムを開発した。更に、Ada95並行プログラムにおける様々なプログラム従属性を明示的に表現する有向グラフとしてタスク従属ネットを提案し、静的、動的スライシング、プログラム理解、テスト、デバッグ、複雑さ計測、保守などを含むAda95並行プログラムの開発や保守作業への応用を示した。
ソフトウェアシステムにおける暗黙的に存在する様々なプログラム従属性およびソフトウェア従属性を解析し明示的に表現することは、複雑で大規模なソフトウェアシステムの理解とっても非常に役に立つが、それだけならば、既存ソフトウェアシステム、特に、既存並行システムの適応的発展に関する系統的な方法論を構築するという目的を達成するには、まだ不十分である。本研究では、並行システムの本質とは何か、どのような「発展」は並行システムの発展と言えるか、並行システムの「発展」を如何に計測するか、どうすれば並行システムは「発展」になるかなど一連の基本問題を考察し、並行システムに関する以下の二つの基本原理を明らかにした。(1) 並行システムの振る舞いにおける全体性原理 (2) 並行システムの計測における不確定原理

報告書

(1件)
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] J.Cheng: "Task Dependence Nets for Concurrent Systems with Ada 95 and Its Applications" Proceedings of ACM TRI-Ada'97. 67-78 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] J.Cheng: "The Wholeness Principle of Concurrent Systems and the Uncertainty Principle in Measuring Concurrent Systems" Proceedings of the 3rd ICSSSE. (in press). (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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