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ソフトウェアイベントビルディングによるオンラインデータ収集システムの研究

研究課題

研究課題/領域番号 09246227
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関高エネルギー加速器研究機構

研究代表者

伊藤 領介  高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 助手 (90193531)

研究期間 (年度) 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
1997年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
キーワードイベントビルダー / データ収集システム
研究概要

本研究はソフトウェアイベントビルディングにより、BELLE実験のデータ収集系を簡素化し、性能を向上することを目的としており、3年計画により達成する予定である。本年度はまず検出器それぞれのデータ収集システムからソフトウェアイベントビルディングを行なうサーバーまでの、データ転送システムの開発を行なった。このデータ転送を標準プロトコルであるTCP/IPを用いて行うことが目標の1つであったが、これにはFastEthernetを使用することで実現した。FastEthernetのインターフェースを持ったCPUモジュール(モトローラMVME-2604)の3つのテスト用のVMEクレートに挿入し、それぞれのクレートからのネットワーク出力をFastEthernetスイッチをはさんでワークステーションに接続し、その転送速度を測定した。CPUモジュールにはオペレーティングシステムとして別途購入したWindRiver Systems社のVxWorksを使用した。現在迄にそれぞれのクレートからワークステーションまでの1対1での転送速度を測定したが、平均8MB/sec以上の値が観測された。これは現在使用しているハードウェアイベントビルダーの2倍以上の速度であり、計画中の方式によりデータ転送が可能であることが実証された。現在は3つのクレートより同時にデータを受取り、イベントビルディングを行うソフトウェアの開発が進行している。

報告書

(1件)
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] R.Itoh: "BASF-Belle Analysis Framework" Proceedings of International Conferenceon Compoting in HEP. CD-ROM. (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

URL: 

公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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