研究課題/領域番号 |
09255201
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
守内 哲也 北海道大学, 医学部, 教授 (20174394)
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研究分担者 |
浜田 淳一 北海道大学, 医学部, 講師 (50192703)
外木 秀文 北海道大学, 医学部, 助手 (50281803)
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研究期間 (年度) |
1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
1997年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
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キーワード | 酵母 / 遺伝子診断 / がん / がん抑制遺伝子 |
研究概要 |
酵母を研究に利用する方法には2つあり、1つは酵母を生きた試験管として利用する立場である。もう1つは、酵母の遺伝学的特徴を利用する立場で、DNA相同組換え能を利用した遺伝子の診断法がこれに当たる。酵母は、動物体細胞や大腸菌にはない高いDNA相同組換え能を有している。この特徴を利用すればRT-PCR産物と線状酵母発現ベクターを酵母に同時に導入するだけで、自動的にRT-PCR産物が酵母発現ベクターに組み込まれて環状プラスミドとなり蛋白が発現する。酵母のこれら2つの特質を利用することによって、two-hybrid法クローニングから遺伝子診断までを同一酵母内で一貫した行程で行うことが可能である。本研究では、両者の特徴を利用して次の結果を得た。 1.APCcDNAの全長8.5kbをカバーする酵母アッセイ法を開発した。 2.TGF-β type II receptorの変異を検出する酵母アッセイ法を開発した。 3.p53ホモローグであるp73癌抑制遺伝子の機能的変異検出法を開発した。 4.新しい癌抑制遺伝子PTENの酵母アッセイ法を開発した。 5.酵母two-hybrid遺伝子診断法を改変し、新しい癌抑制遺伝子のクローニングに成功した。 我々は、単に遺伝子診断用の酵母発現ベクターを作製するだけでなく、口腔癌、乳癌、胃癌、大腸癌などの臨床材料を用いてその診断基準の作成も行った。
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