研究課題/領域番号 |
09258201
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
今井 章介 北海道大学, 医学部, 講師 (60232592)
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研究分担者 |
高田 賢蔵 北海道大学, 医学部, 教授 (30133721)
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研究期間 (年度) |
1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1997年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | EBウイルス / エイズ / ワクチン / ウイルスベクター / 免疫療法 |
研究概要 |
EBV DNAのBamHI-X断片を含むXbaI断片12.3kbpのSmaI部位へHIVのenv、rev及びネオマイシン抵抗性遺伝子(全体で6.3kbp)を挿入したプラスミドを作製した。得られたプラスミドをAkata細胞(細胞当たり約20コピーのEBVプラスミドを含む)へ電気穿孔法により導入した。G418を700mg/ml加えて培養を行い、G418抵抗性の細胞クローンを分離した。Southern blot法により相同組み換えの起こった細胞クローンを同定した。 得られた細胞に抗ヒト免疫グロブリン(Ig)抗体を加え、EBウイルス産生を誘導し、24時間後に培養上清を回収した。この上清中には組み換えEBVと共に野生株EBVが含まれる。この混合EBV液をEBV陰性Akata細胞へ感染し、薬剤選択により組み換えEBVのみが感染した細胞クローンを分離した。調べたクローンすべてで組み換えEBVのみが感染していた。 組み換えEBVを末梢血リンパ球に感染し、不死化リンパ球を得た。envの発現がWestern blot法により確認された。 今後得られた組み換えEBVを用いてHIV特異的CTLを誘導する予定である。
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