研究課題/領域番号 |
09258215
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
藤木 幸夫 九州大学, 理学部, 教授 (70261237)
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研究分担者 |
田村 茂彦 九州大学, 理学部, 助手 (90236753)
原野 友之 九州大学, 理学部, 助手 (80037275)
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研究期間 (年度) |
1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1997年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
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キーワード | HIV / Tat / 核内移行 / 6-チオグアニン / ポジティブスクリーニング / Tatアンタゴニスト / CEM細胞 / グアニンフォスフォリボシルトランスフェラーゼ |
研究概要 |
私たちはHIV転写制御因子、Tatの細胞内選別輸送とその制御機構およびそれに関与する細胞質因子の同定を含めた分子レベルでの解明を目的として、Tat依存的gpt(guanine phosphoribosyl transferase)遺伝子の発現、すなわち6-チオグアニン感受性を表現型としたヒトT細胞CEM由来細胞株を分離した。Ro-24-7429をはじめ、Tatアンタゴニスト候補物質を用いてこの細胞株の表現型の変化(6-チオグアニン感受性から耐性への変換)を調べたが、現在のところ、顕著な感受性変化への効果は見出されていない。さらに現在、Tat核輸送シグナルを有する合成ペプチドなど他のTatアンタゴニストと報告されている物質についてその阻害効果、すなわち細胞株の有用性を検討している。
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