研究課題/領域番号 |
09261201
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
新田 勝利 北海道大学, 大学院・理学研究科, 教授 (80001858)
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研究分担者 |
河野 敬一 北海道大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (10136492)
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研究期間 (年度) |
1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1997年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | リゾチーム / ホールディング |
研究概要 |
新しいカルシウム結合リゾチーム ヒグマのミルクリゾチームを単離精製し、アミノ酸配列の決定を試みた。現在4残基を残して決定された。予想どうりα-ラクトアルブミンと同様のカルシウム結合部位をもっていた(未発表)。 カルシウム結合定数の決定 ヒグマ、ハリモグラ(単孔類)、イヌのミルクリゾチームのカルシウム結合定数をQuin-2を地居て決定した。結果を既知のカルシウム結合リゾチーム、α-ラクトアルブミンと比較した。結合強度に1桁以上の変異があるが変化に統一性は見られない(投稿中)。 ヒトリゾチームにカルシウム結合部位を不完全導入した変異体ではQ86D/D91Q/A92Dの2Asp変異体が2X10^4M^<-1>の結合定数を示した。 カルシウム結合リゾチームのUnfolding-Refolding Profile これまでウマミルクリゾチームはアルファーラクトアルブミンと同様に安定なモルテングロビュール状態をとるがハト卵白リゾチームはconventional lysozymeと同様に安定なモルテングロビュール状態は存在しないことが知られていた(Nitta et al.,1993)。イヌリゾチームはウマリゾチームと同様にグアニジン変性において安定なモルテングロビュール状態が観察されたがハリモグラのリゾチームではそれが観察されず、ハトリゾチームと同様であった。アミノ酸配列の比較からカルシウム結合リゾチームには真獣類ミルクリゾチームと単孔類-鳥類リゾチーム2つの系統があるとする考えがあるがFolding Profileはこの2つの系統で異なった挙動を示した(投稿中)。
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