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植物個体における硫黄同化の分子統御機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 09274203
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関千葉大学

研究代表者

斉藤 和季  千葉大学, 薬学部, 教授 (00146705)

研究分担者 野路 征昭  千葉大学, 薬学部, 助手 (80271534)
研究期間 (年度) 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
5,500千円 (直接経費: 5,500千円)
1997年度: 5,500千円 (直接経費: 5,500千円)
キーワード硫黄同化 / システイン / 硫酸イオン / トランスポーター
研究概要

高等植物における硫黄同化系は主に土壌中の無機硫黄がシステインに同化・固定されることによる。その後、システインを前駆体として種々の含硫代謝物が生合成される。演者らのグループではこの硫黄同化・変換系の機構と制御について分子生物学的研究を進めてきた。
硫黄同化系の酵素タンパク質の中で硫酸イオン欠乏などのストレスに応答してそのmRNAレベルが強く誘導されるのは、硫酸イオントランスポーターのアイソザイム、APS還元酵素など同化系中のキ-ステップと考えられる限られた酵素の遺伝子であることが示された。また、セリン代謝系とシステイン合成系の分岐点に位置するセリンアセチル転移酵素の活性はシステインによって阻害されるが、その阻害様式はアイソザイムによって異なることも明らかにされた。さらに、ネギ属植物においてアリインなどの含硫二次代謝産物の変換・分解に関与しているアリナーゼとシステイン合成系酵素の発現部位はともに維管束鞘細胞であることが示され、この細胞の硫黄代謝における重要性が示唆された。

報告書

(1件)
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Hideki Takahashi, et al.: "Regulation of sulfur assimilation in higher plants: A sulfate transporter induced in sulfate-starved roots plays a central role in Arabidopsis thaliana." Proc.Natl.Acad.Sci.USA. 94. 11102-1107 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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