• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

光合成関連遺伝子群の転写制御ネットワークに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 09274219
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関奈良先端科学技術大学院大学

研究代表者

平塚 和之  奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 助教授 (30202279)

研究期間 (年度) 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
1997年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
キーワード転写制御 / 情報伝達 / 光合成
研究概要

1.暗誘導型遺伝子発現を示すアスパラギン合成酵素遺伝子およびフィトクロームA遺伝子のプロモーター配列の比較から、シス因子として17塩基対からなるRE3配列を見出した。さらに、loss of functionおよびgain of function実験により、光による転写抑制を司るシス因子であることを明らかにした。(論文2)。
2.シロイヌナズナGT-1の核移行シグナルの解析を行った。具体的にはGT-1と緑色蛍光タンパク質(GFP)の融合タンパク質を細胞内に導入し、各種変異・欠失を導入してGT-1の核移行を司るアミノ酸残基の同定を行った。また、光によるGT-1の細胞内所在の変化についても調査した(投稿準備中)。
3.既知のシロイヌナズナとタバコのGT-1のDNA結合領域の相同性に基づき、データベースに蓄積されたシロイヌナズナのcDNA塩基配列およびゲノムDNA塩基配列に対して、相同性検索を行った。また、シロイヌナズナのゲノムライブラリーを用いてlow stringency hybridizationによるGT-1の類似遺伝子の取得も試みた。その結果、GT-1と類似する2種類の新規なDNA結合タンパク質を同定することが出来た(投稿準備中)。
4.ホタルのルシフェラーゼ遺伝子(LUC)とウミシイタケ(Renilla sp.)のルシフェラーゼ遺伝子(Rluc)を組み合わせたデュアルルシフェラーゼアッセイ法を確立した。遺伝子銃を用いた実験で、シロイヌナズナのCAB1遺伝子のプロモーターを用いた場合、15〜20倍の光誘導を観察することが可能であった(投稿準備中)。

報告書

(1件)
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Hiratsuka,K.and Chna,N.-H.: "Light-regulated transcription in higher plants." Journal of Plant Research. 110. 131-139 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] Nevhans,G, Bowler,C., Hratsuka,K., Yamagata,H.and Chna,N.-H.: "Phytochrome-regulated repression of gene expression requires calcium and cGMP." EMBO Journal. 16. 2554-2564 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

URL: 

公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi