研究課題/領域番号 |
09281201
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
三浦 直行 秋田大学, 医学部, 助教授 (40165965)
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研究分担者 |
吉田 進昭 大阪府立母子保健総合医療センター研究所, 免疫部門, 部長 (10250341)
寺田 邦彦 秋田大学, 医学部, 講師 (60197796)
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研究期間 (年度) |
1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1997年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | フォークヘッド遺伝子 / MFH-1 / 大動脈弓離断 / エンドセリン-1 / 発生 / リモデリング / 神経堤 / ノックアウトマウス |
研究概要 |
MFH-1遺伝子ノックアウトマウスは大動脈弓離断の症状を呈する。これが胎生期のいつどのようにおこっているかを詳しく解析したところ、胎生期11.5日では正常と同じく左第4鰓弓動脈は形成されているが、胎生期12.5日には左第4鰓弓動脈にあたる部分が消失することが明らかになった。このことから、MFH-1遺伝子は鰓弓動脈の初期形成には必要ないが、その後の大動脈リモデリングにおける大動脈弓への増殖、変換に必須であることが判明した。 組換えヒトMFH-1蛋白を用いてマウスに免疫してモノクロナル抗ヒトMFH-1抗体を得るのに成功した。この抗体を用いて、ヒト大動脈内皮細胞と大動脈平滑筋細胞を検索したところ、いずれにもMFH-1蛋白が発現していることが判明した。また、組換えマウスMFH-1蛋白を用いてラットに免疫してモノクロナル抗マウスMFH-1抗体を作製しつつある。 さらに、MFH-1ヌルマウスにおけるエンドセリン-1遺伝子の発現をin situハイブリ法で検討した結果、正常と差がないことが明らかになった。このことから、MFH-1遺伝子がエンドセリン-1遺伝子の上流にあることは否定的であり、むしろエンドセリン-1遺伝子の下流にあるかまたはMFH-1遺伝子、エンドセリン-1遺伝子がパラレルに大動脈血管の形成維持に関与していることが示唆された。
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