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血管内皮-白血球接着現象におけるセレクチン分子を介する信号伝達、細胞骨格連結機構の解明。

研究課題

研究課題/領域番号 09281210
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

吉田 雅幸  東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 助手 (80282771)

研究分担者 安河内 幸雄  東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 教授 (60037398)
研究期間 (年度) 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1997年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワードE-セレクチン / 血管内皮細胞 / 動脈硬化
研究概要

E-セレクチンは血管内皮細胞に発現する接着因子で急性および慢性炎症において重要な働きをしていることが近年明らかになってきた。我々はすでに白血球がE-セレクチンを介して血管内皮細胞に接着する際に、細胞表面のE-セレクチンが細胞骨格と結合することを示し、E-セレクチンのシグナル伝達への関与の可能性を世界に先駆けて報告した。今回、アデノウイルスベクターシステムを利用してE-セレクチンの過剰発現系を構築し、シグナル伝達機構の詳細を解明した。正常型、細胞内ドメイン欠損型のE-セレクチンを過剰発現させた血管内皮細胞をアイソトープでラベルし、そのリン酸化レベルを調べ、E-セレクチンの細胞内ドメインがリン酸化を受けていることを明らかにした。また、このリン酸化は白血球の血管内皮細胞への接着に伴い脱リン酸化を受けることもわかった。今後はこの脱リン酸化機構をさらに詳細にあきらかにしていく。

報告書

(1件)
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] M.Yoshida et al.: "Leukocyte adhesion to vascular endothelium induces E-selectin linkage to the actin cytoskeleton" The Journal of Cell Biology. 133. 445-455 (1996)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] M.Yoshida et al.: "Novel roles for E-selectin in endothelial leukocyte adhesion" Annuals of New York Academy of Sicence. 811. 493-497 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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