研究課題/領域番号 |
09301014
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
佐々木 潤之介 早稲田大学, 教育学部, 教授 (60017613)
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研究分担者 |
田沼 睦 東京成徳大学, 人文学部, 教授 (50114103)
佐藤 和彦 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (80013275)
桑山 浩然 滋賀大学, 教育学部, 教授 (90013268)
松浦 義則 福井大学, 教育地域科学部, 教授 (40108254)
藤木 久志 帝京大学, 文学部, 教授 (60062585)
外園 豊基 早稲田大学, 教育学部, 教授 (60099653)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
13,100千円 (直接経費: 13,100千円)
1999年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
1998年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
1997年度: 7,100千円 (直接経費: 7,100千円)
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キーワード | 戦争 / 飢饉 / 疫病 / 災害 / 凶作 / 一揆 / 逃散 |
研究概要 |
本研究は、主として日本中世の「荒廃」と「飢餓」の問題を、飢饉と戦争の被害の問題としてとらえようとしたものである。戦争の時代ともいわれる日本中世の社会には、かなり深刻な飢饉や凶作がはりついており、極言すれば戦争と飢饉のあいつぐ時代といえる状況が、史料的に明らかになった。また、それらの被害が、同時代の社会史にとって重要な歴史的意味をもつことも明らかになってきた。これら二つは、それぞれが非常に大きな問題であるので、とりあえずは飢饉に焦点を絞り、飢饉のみならずそれに関係があると思われる自然災害について検討した。 日本中世および近世初頭、すなわち11〜17世紀における自然災害に関する情報の蒐集を行い、所期の目的のごとく年表作成を行った。 具体的には、風損(大風)・水損(洪水)・虫損(蝗害)・旱魃・凶作・飢饉・疫病に関する、史料情報を集めた。なお、地震も災害情報として重要であるが、すでに先人によって、優れた史料集成が刊行されているので、ここでは、そのごく一部を収録するにとどめた。 情報蒐集の対象とした主な時代の範囲は、研究課題に即して、中世後期(南北朝期)から近世初頭(元和末年)を中心としたが、ごく大まかには11世紀から17世紀に及んでいる。情報項目のうち、災害の地域性を考慮して、情報の発信源もしくは事件の発生地を記し、あわせて災害と関係の深い改元事情も収めた。ただし、古文書類の検索には作業が及ばず、記録類に限定せざるをえなかったことは、時間的制約上やむをえないとはいえ残念なことである。
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