• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

アメリカ文化史基本史料の研究

研究課題

研究課題/領域番号 09301023
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 英語・英米文学
研究機関大正大学

研究代表者

鈴木 健次  大正大学, 文学部, 教授 (90226506)

研究分担者 大井 浩二  関西学院大学, 文学部, 教授 (40030100)
藤井 かよ  大正大学, 文学部, 教授 (70119402)
星野 英紀  大正大学, 文学部, 教授 (00054669)
有賀 夏紀  埼玉大学, 教養学部, 教授 (20114358)
古矢 旬  北海道大学, 法学部, 教授 (90091488)
研究期間 (年度) 1997 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
15,200千円 (直接経費: 15,200千円)
1999年度: 3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
1998年度: 3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
1997年度: 7,800千円 (直接経費: 7,800千円)
キーワードアメリカ文化史 / 文化史の構築理念 / アメリカ文化の基本史料 / アメリカ文化の時代区分 / アメリカ文化史の基本史料
研究概要

今回のプロジェクトは、第二次世界大戦後に始まった日本におけるアメリカ研究の基本的作業として貴重な成果であるとともに、その後の研究の基本文献として大きな役割を果たした『原点アメリカ史』(全5巻)をふまえながら、その後大きく進展した社会史や文化史の研究成果を取り入れ、とくに日本文化に大きな影響を与えてきたアメリカ大衆文化に重点をおいて史料を分析することを目的とした。アメリカ文化史の基本史料を新たな視点で集大成し、ハイ・カルチャーとサブ・カルチャーの境界を越えて「原典によるアメリカ文化史」を構築することを目指した。
文化を中心としたアメリカ史の再構築を行うという研究目的を共有しながらも、「文化とは何か」という理念から意見はさまざまに分かれた。初年度は時代の区分、基本史料の選択をめぐる討議を重ねた。二年目は五つの分科会に分かれて、さらに史料の研究を進めた。三年目は分科会の責任者のもとに、基本史料の翻訳・解説の作業に入った。大正大学が開催校を務めたアメリカ学会の年次総会では、シンポジウムと部会に研究会から6名が参加し、本研究の成果の一部を発表した。
三年にわたる研究会において、研究員はそれぞれの分野からアメリカ研究の新しい視点を呈示し、学際的な議論が繰り広げられた。マルチカルチュラリズム、ポストコロニアリズム、ニューアメリカニズム、フェミニズムなどをどのように消化し、いかに新しいアメリカ文化史観を築いていくかという議論は、それ自体が一つのアメリカ文化論になった。
これらの成果を集大成し、2002年9月には編集作業を完了し、2003年中に東京大学出版会から『アメリカ文化史概説と史料(仮題)』(全5巻)として出版する予定である。

報告書

(4件)
  • 1999 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書

URL: 

公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi