配分額 *注記 |
38,500千円 (直接経費: 38,500千円)
1999年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
1998年度: 15,400千円 (直接経費: 15,400千円)
1997年度: 20,300千円 (直接経費: 20,300千円)
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研究概要 |
本研究では、ポリマー中の高圧ガスの溶解度および拡散係数について測定を行った。本研究の成果の概要は以下の通りである。 溶解度・拡散係数 ガス:CO_2 ポリマー:polystyrene,polypropylene,high-density polyethylene,poly(butylene succinate),poly(butylene succinate-co-adipate)poly(vinyl acetate) ガス:N_2 ポリマー:polystyrene,polypropylene,high-density polyethylene, 溶解度 ガス:HCFC1426,HFC134a,HFC152a ポリマー:polystyrene これらのガス+ポリマー系の混合物は特定フロン全廃に伴い今後発泡樹脂製造の主流になることが期待されているが、現在までほとんど溶解度・拡散係数の測定例の報告されていない系である。上記の系の溶解度についてはSanchez-Lacombe状態式に温度依存性相互作用パラメータを導入することにより良好に相関可能であることが明らかになった。また、この相互作用パラメータの温度依存性はほぼ直線的であることがわかった。また、拡散係数についてはSternらの自由体積理論により良好な相関が可能であることが明らかになっている。
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