研究課題/領域番号 |
09309003
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
広領域
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
西原 克成 東京大学, 医学部・附属病院, 講師 (10010323)
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研究分担者 |
田中 順三 科技庁, 無桟材研究所, 総合研究官
神田 重信 九州大学, 歯学部, 教授 (20014003)
樺沢 洋 京急マリンパーク, 館長
志村 則夫 東京医科歯科大学, 大学院・医歯科総合研究科, 助教授 (30014202)
松田 良一 東京大学, 教養学部, 助教授 (90165837)
丹下 剛 東京大学, 医学部, 講師 (10107667)
蔦 紀夫 広島大学, 工学部, 教授 (80221414)
梁井 皈 順天堂大学, 医学部, 教授 (80114495)
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研究期間 (年度) |
1997 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
28,700千円 (直接経費: 28,700千円)
2000年度: 5,600千円 (直接経費: 5,600千円)
1999年度: 4,600千円 (直接経費: 4,600千円)
1998年度: 7,600千円 (直接経費: 7,600千円)
1997年度: 10,900千円 (直接経費: 10,900千円)
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キーワード | 進化 / 脊椎動物 / 免疫学 / 人工骨髄 / 用不用の法則 / 生命発生原則 / 上陸劇 / 化生 / 免疫系 / 用不同の法則 / 重力対応進化学 / 異種移植術 / 人工骨髄造血巣 / バイオメカニクス / 組織免疫学 / MHC / 骨髄造血、 / 実験進化学、 / 電極骨髄チャンバー、 / 流動電位、 / 主要組織適合抗原、 / 異種移植術、 / 重力作用、 / 免疫系の進化 |
研究概要 |
最終年度に当たる本年度は、脊椎動物の特徴である骨髄造血系の発生と鰓腸腸管呼吸器の肺呼吸への進化の相関性を人工骨髄器官を用いて骨髄造血巣を原始動物に発生させる実験進化学手法を応用して解明した。これにより骨髄造血系が主役として機能している免疫システムの本態を明らかにし、免疫病の発症の機序を解明し、予防法と治療法を樹立した。この結果、新しい免疫学の概念を樹立することが出来た。原始型の脊椎動物である二種類のサメ、ドチザメとネコザメ及びアホロートル・ゼノプスを陸上げする実験を行い、HLAの発生を解明した前年度に続いて、陸上げを境として白血球の性賞が革命的に変化し、同時に交感神経系と錐体路系が発生することを組織学的に世界に先駆けて検証する事が出来た。これによりこころと精神の発生までも明らかにすることが可能となり、免疫学とこころ・精神の関連性も解明された。本研究により原始型が高等動物の胎児に相当することを異種移植実験により完壁に検証し、ヘッケルの生命反復学説を分子生物学的に検証し、真性生命発生原則として提唱した。また陸上げ実験により、第二革命で鰓〓から発生する肺や胸腺、組織免疫系や交感神経系、臓器の栄養血管系のすべてがLamarckの用不用の法則にもとずいており、この法則が細胞遺伝子の引き金が物理化学的刺激によって引かれる化生(Metaplasia)で起こることを分子生物学的に検証した。これらの成果をBolognaで開かれた第13回国際シンポジウムCramics in Medicineで発表し多大な反響があった。脊椎動物を規定する骨の人工合成物質のヒドロキシアパタイト多孔体を用いて、生体力学刺激により進化で発生する高次組織の骨髄造血巣を、内骨格に軟骨しか持たないサメを用いて筋肉内に発生させる実験進化学手法により脊椎動物の3つの謎、すなわち進化の原因子、免疫システムの発生と骨髄造血系の発生原因のすべてが、重力作用への生命体の力学対応にあることを検証した。これにより新しい免疫病の治せる医学に立脚した正しい免疫学の体系が世界に先がけて樹立された。平成13年2月24日に日本免疫病治療研究会を発足させた。これらの業績を専門の雑誌の他に2001年度に7冊の本にまとめて出版した。年度内に研究を完成させることが出来たことは誠に喜ばしい限りである。
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