研究課題/領域番号 |
09358011
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
寺崎 誠 東京大学, 海洋研究所, 教授 (20111586)
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研究分担者 |
鈴木 款 静岡大学, 理学部, 教授 (30252159)
木村 伸吾 東京大学, 海洋研究所, 助手 (90202043)
杉本 隆成 東京大学, 海洋研究所, 教授 (40004428)
丸尾 雅啓 滋賀県立大学, 環境科学部, 助手 (80275156)
中山 英一郎 滋賀県立大学, 環境科学部, 教授 (50108982)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
22,300千円 (直接経費: 22,300千円)
1999年度: 4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
1998年度: 6,800千円 (直接経費: 6,800千円)
1997年度: 11,000千円 (直接経費: 11,000千円)
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キーワード | 海洋生態系 / 栄養動態解析 / アンモニア / 自動計測装置 |
研究概要 |
本研究は、海洋における生物生産、食物鎖および有機物の分解過程などの主要な生物課程に深く関わる海水中のアンモニアをリアルタイムで検出する現場型自動連続計測装置を試作し、ブイとの一体化による海洋計測システムの実用化を計ることを目的とする。これまでアンモニア自動計測装置の試作を行い実験室において発色条件等の検討を行い、従来の手分析のアンモニア測定法(インドフェノール法)と差のないことが確認された。特に本年度はマイクロ化に向けて、試料採取、反応系、蛍光セルの長さ、廃液処理および測定器を海水中に放置するための枠およびシステム化を検討した。 海水中のアンモニアの測定をより高感度でかつ短い時間分解能で測定するために、従来の550nmに発光強度をもつLEDを630nmのものに変更し,さらに2cmのフローセルから4cmのフローセルに変更した.また,反応容器を1つから3つに増やし,試薬の注入量を高性能で再現するために,データーロガ内にあるステッピングモーターを使用し,0.015mlの精度で制御できるようにした.これにより,データーの再現性は向上した.2000年2月24日〜28日に静岡県水産試験場の大型回遊水槽(水深3m)を用いて、現場と類似の条件下で実際に係留計測をし、装置の総合評価を行ったところ試料測定の時間もおよそ1時間に1回測定可能になった.海洋のブイに搭載できる現場型の自動アンモニア分析装置の実用化が可能になった.
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