研究課題/領域番号 |
09410070
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 愛知教育大学 |
研究代表者 |
折出 健二 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (20109367)
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研究分担者 |
片岡 洋子 千葉大学, 教育学部, 助教授 (80226018)
沼口 博 大東文化大学, 文学部, 教授 (80102193)
河内 徳子 大東文化大学, 文学部, 教授 (10129934)
照本 祥敬 琉球大学, 教育学部, 助教授 (10227530)
鈴木 庸裕 福島大学, 教育学部, 助教授 (70226538)
浅野 誠 中京大学, 教養部, 教授 (20044951)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
1999年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1998年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | いじめ / 対立の解決 / アクティヴィティのワークショップ.プログラム / 介入 / アクティヴィティのワークショップ・プログラム / いじめの対処 / 対立解決のプログラム / アクティヴィティ / 抑圧・排除としてのいじめ / いじめの対処と指導 / 全校的ないじめ対策 / カナダ・トロント市のいじめ対策 |
研究概要 |
1【いじめ問題への介入の指針】 いじめ問題に介入していく際の最小限度の指針、解決に向けての集団的文化的要件、学校全体の改革の指針、教師と保護者・地域との連携の指針などを中心に、各分担者の知見と事例の分析・考察をもとに研究協議を重ねた。東京で数回にわたり調査研究会議をもった。これらの成果を「いじめの対処と指導に関する学校全体の改革案」(仮)としてまとめ、日本生活指導学会(大宮市)の自由研究発表で報告した。 2【いじめ対処・指導のプログラム開発】 研究分担者のまとめを持ち寄り、「いじめの対処と指導指針」(仮)を中心に本研究の報告書をまとめた。昨年度までのプログラム試案を大幅に変えるものではないが、現時点では、同指針の基本的な考え方を中心に報告書にまとめた。1000部の印刷を行い、文部省への提出のほかに協力いただいた学校・機関等に配布した。 3【学校と地域との連携および共同】 昨年度に続き、地域におけるいじめ対処の開発ネットワークづくりを追求し、カナダにおける同様の活動に示唆を得ながら、福島を中心に具体化を図っている。その場合、教師とカウンセラー、社会福祉専門家等との連携・共同が可能になりつつあり、これらを学校におけるいじめの対処と指導のプログラムへとより効果的にどう生かしていくかが、引き続きこの分野の課題である。 4【国際的視野からの助言】 研究成果(いじめ対処と指導のプログラム試案を含む)をまとめるにあたってカナダのヨーク大学、トロント大学の研究者等から助言を得た。カナダの公立学校で開発実施されている対立解決(Coflict Resolution)プログラムを応用して日本の学級実態に即したワークショップ・プログラムについて改善・開発を試みた。
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