研究課題/領域番号 |
09410090
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 甲子園大学 |
研究代表者 |
廣田 昌希 (広田 昌希) 甲子園大学, 人間文化学部, 教授 (30002744)
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研究分担者 |
島薗 進 東京大学, 文学部, 教授 (20143620)
成田 龍一 日本女子大学, 人間社会学部, 教授 (60189214)
西川 祐子 京都文教大学, 人間学部, 教授 (50183538)
杉原 達 大阪大学, 文学部, 教授 (40113138)
上野 千鶴子 東京大学, 文学部, 教授 (90132307)
小路田 泰直 奈良女子大学, 文学部, 助教授 (30186671)
冨山 一郎 大阪大学, 文学部, 助教授 (50192662)
安丸 良夫 一橋大学, 社会学部, 教授 (10017626)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
8,000千円 (直接経費: 8,000千円)
1999年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1998年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1997年度: 3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
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キーワード | 日本 / 近代 / 歴史 / 精神 / ジェンダー / 戦争 / 構造 / ナショナリズム / 精神構造 / 社会史 / 記憶 / 植民地主義 / 文化 / グローバリゼーション / 歴史記述 / 文化研究 / 近代日本 |
研究概要 |
1997年度から1999年度にいたる3年間にわたって、科学研究費補助金を受けて行ってきた本共同研究は、近代日本が行ってきた「戦争」の記憶を主とした対象として、多様な研究分野から、精神構造のあり方を明らかにしようという目的のもとにはじめられたのであるが、研究を進めていく過程で、各方面からのアジア太平洋戦争に関する議論が高まる状況にも押されて、次第にその戦争に集中していくこととなった。従軍慰安婦問題や強制連行問題、植民地問題、女性の戦争加担問題等とう、今日的な問題に学問的に否応なく取りくまざるを得なくなったのであり、それとともに、資料問題、聞き取りの問題、語り方の問題、戦争(歴史)を書くという問題などが重要な問題として意識されるようになった。さらに、外国人研究者を招いてのシンポジウムなどにおいてもそうした問題が共有され、国際的にも通用すべき文化研究として自覚されることとなり、共同研究の当初の計画は組み替える必要に迫られた。本研究はまだ中間報告の域を出ないが、3年を区切りとしてまとめを行うべく目下整理中であり、それは1-2年後に公刊する予定である。
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