研究課題/領域番号 |
09430025
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
守島 基博 (1999) 慶應義塾大学, 大学院・経営管理研究科, 教授 (60230116)
石田 英夫 (1997-1998) 慶應義塾大学, 経営管理研究科, 教授 (00051300)
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研究分担者 |
永野 仁 明治大学, 政治経済学部, 教授 (90237545)
梅澤 隆 国士館大学, 政経学部, 教授 (80143668)
石田 英夫 東京理科大学, 経営学部, 教授 (00051300)
中原 秀登 千葉大学, 法経学部, 教授 (60189016)
白木 三秀 早稲田大学, 政治経済学部, 教授 (80187533)
UCHIDA Masaru Tokyo Gakugei University, Faculty of Education, Associate Professor (50203542)
佐野 陽子 東京国際大学, 商学部, 教授 (10051210)
守島 基博 慶應義塾大学, 経営管理研究科, 助教授 (60230116)
八代 充史 慶應義塾大学, 商学部, 助教授 (40286620)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
7,400千円 (直接経費: 7,400千円)
1999年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1998年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1997年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
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キーワード | 創造的研究開発成果 / 国際比較分析 / 重層的比較研究 / アジア地域の研究開発 / 研究人材マネジメント / 研究と開発の比較 / 民間研究所と公的研究機関の比較 / National Systems of Innovation / 流動化 / アジアとの国際比較 / 基礎研究と開発研究 / 創造的研究成果 / 研究者の年齢限界 / 情報交流 / 職務関与 / 競争的研究環境 / 基礎研究者 / 開発研究者 / 基礎研究と開発研究の比較 / 日本と外国の研究者の比較 / 研究成果 / 研究者の創造性 / ナショナルシステムオブイノベーション / コミットメントと満足度 / 経営のグローバル化 / 創造的基礎研究 / 研究業績 / R & D(研究と開発) / 研究者のキャリア開発 / 情報とコミュニケーション / 報酬とインセンティブ |
研究概要 |
我々は平成9-11年度に以下のような調査研究活動を行なった。 (1)我々がこれまで集めた日本および外国の研究者の調査票は、日本約2200、イギリス760、インド410、韓国1200、台湾510、フランス70、ドイツ120であるが、それらの国際比較データを、研究分担者が国際比較研究、基礎研究と開発研究の比較分析、産業別研究開発の比較、さらにインドと台湾のデータには民間と公的研究機関の双方が含まれているので、民間と公的部門の比較分析も行なわれた。 (2)そのような重層的な比較研究によって、わが国の研究者の意識とキャリアの特徴が浮き彫りとなり、創造的研究開発成果をあげるための条件もより明確になった。同時に、日本のイノベーション・システム(National Systems of Innovation)の特色と問題点究明への示唆も得られた。また、これまでほとんど行なわれていないといってよいアジアの研究人材管理と研究者の意識の特徴(共通性と差異)もある程度明らかになった。 (3)3年間の我々の研究成果の大部分は、慶応義塾大学産業研究所『組織行動研究』No.28、29、30の各号に掲載されているが、最新号には13編の論文として発表されている。また、IIRA国際労使関係協会世界会議(平成12年6月)において日本・アジア・EUの研究者の国際比較分析結果が発表された。3年間にわたる我々の調査研究の成果として、既に30以上の論文発表や学会報告が行なわれているが、今後も、産業組織心理学会、日本労務学会、国際ビジネス研究学会、組織学会など国内外の学会における報告や専門雑誌での論文発表が期待できる。
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