研究課題/領域番号 |
09440259
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生態
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
原 登志彦 北海道大学, 低温科学研究所, 教授 (80183094)
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研究分担者 |
牧 雅之 東北大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (60263985)
鈴木 和雄 山口県立大学, 生活科学部, 教授 (50187712)
鈴木 準一郎 北海道大学, 低温科学研究所, 助手 (00291237)
堀 良通 茨城大学, 理学部, 助教授 (30125801)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
13,900千円 (直接経費: 13,900千円)
1998年度: 3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
1997年度: 10,100千円 (直接経費: 10,100千円)
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キーワード | 遺伝的構造 / 地理的文化 / 種子生産 / 成長動態 / マルハチバナ / 一年生草本 / 多年生草本 / サイズ構造 / 地理的分化 / 生長動態 / マルハナバチ / クローナル生長 |
研究概要 |
平成9-10年度の5月から9月にかけて以下の調査地で研究を行った。調査した植物材料はすべてマルハナバチ媒花である。 (1)北海道および九州:多年生草本コバノギボウシのサイズ、マルハナバチの訪花パターン、種子生産量の測定 (2)奥多摩:一年生草本ママコナの生長、種子生産量の測定 (3)北陸から山陰地方:多年生草本イカリソウの生長パターン(株立ちタイプと地下茎伸長タイプ)の調査 (4)会津田島:多年生草本クルマバハグマの生長、種子生産量の測定 以上の調査地では各個体から葉のサンプリングも行い、酵素多型やDNAを用いて集団の遺伝的構造の解析を行った。生長パターンや種子生産量といった生態的特性に遺伝的特性がどの程度関係しているのかを解析した。また、コバノギボウシとイカリソウに関しては、広範囲の地域における調査とサンプリングを行ったので、これらの種の生態的特性と集団の遺伝的構造の地理的分化の関係も解析した。これらのデータ解析に基づき、モデリングなどの理論的研究も行った。研究成果は、8編の投稿論文としてまとめた。そのうち、1編がすでに印刷され、3編が印刷中、残り4編は平成12年3月現在投稿中である。
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