研究課題/領域番号 |
09440270
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
植物生理
|
研究機関 | 東京都立大学 |
研究代表者 |
和田 正三 東京都立大学, 理学研究科, 教授 (60011681)
|
研究分担者 |
鐘ケ江 健 東京都立大学, 大学院・理学研究科, 助手 (70264588)
門田 明雄 東京都立大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (60152758)
|
研究期間 (年度) |
1997 – 1998
|
研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
|
配分額 *注記 |
12,200千円 (直接経費: 12,200千円)
1998年度: 4,200千円 (直接経費: 4,200千円)
1997年度: 8,000千円 (直接経費: 8,000千円)
|
キーワード | 光形態形成 / 光受容体 / フィトクロム / 結合蛋白質 / シダ / 青色光吸収色素 / シダ植物 |
研究概要 |
0) 光受容体と生理現象の対応 赤色光による葉緑体光定位運動が起こらなくなった突然変異体(hrap13)について、PCR及びsouthern blotを行い、フィトクロムのPHY3が欠損していることが分かった。しかし、この遺伝子が真の原因遺伝子であるかどうかはまだ判定がついていない。 1) 光受容体分子の細胞内局在 青色光の光受容体であるクリプトクロム5種類について、それぞれタマネギ表皮細胞において35Sプロモーターで過剰発現させ、その細胞内存在部位について検討した結果、cry3,4は暗黒下では核内に存在することが示唆された。その他のクリプトクロムは核外の細胞内に均一に分布していることが分かった。 2) 抗光受容体抗体の作成 シダフィトクロムの一つPHY3をバキュロビールスを利用して昆虫細胞中で大量発現させることができるようになった。今後はこの蛋白質で抗体を作成し、細胞内分布を確認する。 3) ツーハイブリッド法による結合蛋白質のクローニング cDNAライブラリーを導入した酵母の系を使用して、PHY3に対する結合蛋白質を探索し、複数の結合蛋白質の候補が得られた。現在のところでは、得られた候補蛋白質が細胞内で確実に機能している、真の結合蛋白質分子であるか否かの判定はついていない。
|