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多国間貿易量予測のための交易係数予測モデル

研究課題

研究課題/領域番号 09450191
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 交通工学・国土計画
研究機関東北大学

研究代表者

稲村 肇  東北大, 情報科学研究科, 教授 (50168415)

研究分担者 石黒 一彦  東北大学, 大学院・情報科学研究科, 助手 (60282034)
徳永 幸之  東北大学, 大学院・情報科学研究科, 助教授 (40180137)
研究期間 (年度) 1997 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
1998年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1997年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
キーワード貿易量予測 / 交易係数 / 商品単価
研究概要

国連貿易統計の不斉合問題をふまえ,以下の手順で1980年の日米間のSITC-R2.3桁コード234品目別貿易価額及び物量の推計を行い単価を推定した.その際に航空貨物分は控除した.
1.輸出FOB価額に海上運賃,保険料を加算してCIF価額に変換.
2.係数の初期値として,輸出国と輸入国で品目が変わる可能性のあるものに関しては十分に小さい値(0.0001程度),その可能性のないものは0,対角項は1.
3.この初期係数マトリクスの列和が各品目の輸入国側の輸入価額となるように調整し,次に行和の輸出国側の輸出価額により調整.これを繰り返し収束させる.
4.推定された価額と輸入価額単価から交易物量を計算.
5.この交易物量マトリクスに対し,行和・列和を輸出入物量の合計値により収束計算.
6.以上により推定した価額及び物量の対角項より,欠落データを含むすべての品目で単価が推定可能となった.
以上のように求めた日米間貿易における品目別単価を直接検証することはできないが,その他の各種データと比較しても乖離しておらず,良好な結果が得られたと考えられる.
輸出国と輸入国での品目の相違,データの欠落といった国連貿易統計の問題を解決する手法を提案し,実際に日米間の品目別単価を推定することができたことにより,その他の国間における貿易単価も同様にして推定可能となった.

報告書

(1件)
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 稲村 肇: "国際貿易予測のための中期交易係数予測モデル" 土木学会論文集. No.583,IV-38. 33-40 (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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