研究課題/領域番号 |
09450204
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築構造・材料
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
谷川 恭雄 名古屋大学, 工学研究科, 教授 (70023182)
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研究分担者 |
畑中 重光 三重大学, 工学部, 教授 (00183088)
黒川 善幸 名古屋大学, 工学研究科, 助手 (50242839)
森 博嗣 名古屋大学, 工学研究科, 助教授 (80157867)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
14,100千円 (直接経費: 14,100千円)
1998年度: 3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
1997年度: 10,500千円 (直接経費: 10,500千円)
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キーワード | 破壊解析 / 構成則 / 粘弾塑性サスペンション要素法 / 摩擦降伏 / 繰返し載荷 / 大変形解析 / 塑性 / シミュレーション |
研究概要 |
本研究で得られた成果を以下に列挙する。 1. 粘弾塑性サスペンション要素解析手法の開発 筆者らは既に、粘弾塑性サスペンション要素法のプログラムを完成させている。本課題では、現有の2次元プログラムを3次元に拡張するとともに、細部に至る多数の境界条件を整備した。以下に、主な修正点を列挙する。 a) サスペンション要素の破壊条件:単純な摩擦降伏に関する破壊条件を非線形に拡張した。 b) 繰返し載荷:弾性および塑性領域に関する繰返し挙動のシミュレーションを行った。 c) 自由度の拡張:3次元問題に対応し、節点の回転を考慮して、大変形問題に適用した。 2. 基礎実験による入力データ整備 2次元モデル供試体を用いて、まず、1軸高速繰返し載荷実験を行った。これらのデータより、1.のモデルに用いる入力データを定量化し、既往の実験結果との比較を行った。 3. コンクリートの応力-ひずみ曲線の解析および検証実験 1.および2.の成果より、2次元モデル供試体の破壊挙動のシミュレーションを行い、載荷速度、供試体の形状および寸法、粗骨材の位置のバラツキなどの要因が、高連載荷時の破壊過程や応カ-ひずみ曲線に与える影響について検討した。 4. 多軸応力下のコンクリートの変形挙動の解析および検証実験 柱・梁接合部や帯筋内のコアコンクリートの変形・破壊挙動を再現するため、多軸応カ下の高速繰返し載荷実験を行った。また、コンファインドコンクリートについても、帯筋の横拘束効果を考慮した実験を行った。 5. 解析手法の拡張 3.の漸増載荷時のシミュレーションによって入力パラメータを定量化し、この結果に基づいて、多軸載荷・除荷、高速繰返し載荷、粗骨材の破壊、鉄筋による拘束などの条件にも適用可能な汎用的な機能をプログラムに付加し、3.で得られた実験結果とも比較を行った。
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