研究課題/領域番号 |
09450334
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
有機工業化学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
北村 二雄 九州大学, 大学院・工学研究院, 助教授 (00153122)
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研究分担者 |
長田 憲典 九州大学, 大学院・工学研究院, 助手 (40264080)
谷口 裕樹 九州大学, 大学院・工学研究院, 助手 (50217139)
藤原 祐三 九州大学, 大学院・工学研究院, 教授 (10029481)
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研究期間 (年度) |
1997 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
12,300千円 (直接経費: 12,300千円)
2000年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1999年度: 3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
1998年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1997年度: 3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
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キーワード | ジアリールジアセチレン / 液晶 / チオフェン / 強誘電性液晶 / エンイン化合物 / ジエチニルエテン化合物 / テトラエチニルエテン化合物 / 電荷移動錯体 / ジエチニルエテン / テトラエチニルエテン / ジアリールアセチレン / アルキニルヨードニウム塩 / アルキニルベンゾトリアゾール / エンイン誘導体 / エンジイン誘導体 / ジアリールジアセチン / L-4-ジアリフレ-1-フチン-3-イン / L1-ビス(アリールエチニル)エテン / チオフェン誘導体 / キラルジアリールジアセチレン / キラルスメクチックC相 |
研究概要 |
(1)ジアリールジアセチレン誘導体の選択的合成法の確立と液晶性の評価 長鎖アルキル基を有するアルキニルヨードニウム塩を合成し、長鎖アルキル基を有するアルキニル銅錯体との反応を用いる液晶性ジアリールジアセチレン誘導体の合成を開発した。このジアリールジアセチレン誘導体を用いる液晶性チオフェン誘導体の合成法を開発した。さらに、キラルな(S)-(2-メチルブトキシ)フェニルエチニルヨードニウムトシラートの合成を初めて行い、種々のアリールアルキニル銅錯体との反応により、キラルなジアリールジアセチレンを良好な収率で合成した。この方法によりキラルスメクチックC相を示す強誘電性液晶化合物の合成も行った。 (2)エンイン系液晶化合物の合成 長鎖アルキル基を持つスチリルブロミドをパラジウム触媒存在下アリールアセチレンとカップリングさせ、1,4-ジアリール-1-ブテン-3-イン誘導体を合成した。このエンイン誘導体はスメクチック、ネマチック相を示す液晶化合物で、広い温度範囲で液晶相を示すことが判明した。 (3)1,1-ジエチニルエテン及びテトラエチニルエテン誘導体の合成 π電子系が平面に広がった構造を有する1,1-ビス(アリールエチニル)エテン及びテトラキス(4-デシルオキシフェニエチニル)エテン誘導体を合成した。これらの化合物は、液晶性は示さなかったが、トリニトロフルオレノンと安定な電荷移動錯体を形成することがわかった。
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