研究課題/領域番号 |
09460119
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物環境
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
清田 信 大阪府立大学, 農学生命科学研究科, 教授 (90117995)
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研究分担者 |
渋谷 俊夫 大阪府立大学, 農学生命科学研究科, 助手 (50316014)
北宅 善昭 大阪府立大学, 農学生命科学研究科, 助教授 (60169886)
平野 高司 大阪府立大学, 農学部, 助教授 (20208838)
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研究期間 (年度) |
1997 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
11,900千円 (直接経費: 11,900千円)
2000年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1999年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1998年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1997年度: 6,600千円 (直接経費: 6,600千円)
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キーワード | 二酸化炭素 / 光合成 / 蒸散 / 土壌呼吸 / 樹木 / 熱収支 / アカシア / 環境緩和 / 光合成速度 / 蒸散速度 / 土壌呼吸量 / 木本植物 / 大気浄化 / 水ストレス |
研究概要 |
本研究では、高CO_2濃度下での木本植物のガス交換について検討し、得た結果を次のようにまとめた。 (1)木本植物の光合成・蒸散速度におよぼすCO_2濃度の影響 (2)二酸化炭素濃度上昇による樹木のガス交換特性の変化と水ストレス緩和 (3)二酸化炭素濃度の上昇が樹木苗群落の熱収支におよぼす影響 (4)フィールドチャンバーを用いた樹木のガス状大気汚染物質吸着速度の測定法 (5)樹木によるガス状大気汚染物質の時期別吸着速度 (6)短期のCO_2濃度上昇がキョウチクトウおよびヒノキのガス状大気汚染物質吸着速度におよぼす影響 樹種によってそのガス交換速度は多いに異なる。植林用樹種として注目されているユーカリやアカシアは、CO_2濃度が上昇するとCO_2吸収量は増加するが、蒸散速度はかなり減少する。これらは、水利用効率が高まることによって水不足の地域での成長の可能性が高まるが、蒸散の減少が熱環境にも影響を生じる。
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