研究課題/領域番号 |
09470099
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
免疫学
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研究機関 | 関西医科大学 |
研究代表者 |
黒崎 知博 関西医科大学, 医学部, 教授 (50178125)
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研究分担者 |
安達 貴弘 東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 講師 (50222625)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
13,200千円 (直接経費: 13,200千円)
1999年度: 4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
1998年度: 3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
1997年度: 5,500千円 (直接経費: 5,500千円)
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キーワード | BCR signaling / Syk / adaptor molecule / BLNK / PLC-γ2 / BCR / Btk / JNK / BCRシグナル / PLC-_γ2活性化 / ERK活性化 / JNK活性化 / p38活性化 / Vav / チロシン燐酸化 / NF-AT活性化 |
研究概要 |
BCR(B細胞抗原受容体)はB細胞上に発現しており、BCRを介して細胞内にシグナル伝達されることが、B細胞の活性化・分化に必須である。BCR刺激により最初に誘起される生化学反応は蛋白質のチロシン燐酸化であり、BCR刺激により活性化されるPTKの内、Sykが重要な役割を担っていることが欠損B細胞、knock-out-mouseの解析より明らかにされていた。従って、私達はSykのターゲット蛋白質の単離とその蛋白質のBCRシグナルにおける機能解析を目的として研究を行った。 Sykによってチロシンリン酸化されるターゲット分子PLC-γ2,及び新たに単離したBLNKの機能を欠損B細胞を樹立することにより検討した結果、BLNKがPLC-γ2及びJNKの活性化に必須であることが明らかになった。更に、BLNKのチロシン燐酸化サイトを同定し、このサイトにPLC-γ2及びBtkがリクルートされることが、PLC-γ2の活性化に必須であることを生化学的・遺伝学的手法を用いて明らかにした。
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