研究課題/領域番号 |
09470164
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 京都大学 (1998-2000) 富山医科薬科大学 (1997) |
研究代表者 |
岸本 千晴 京都大学, 医学研究科, 助手 (70169845)
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研究分担者 |
保富 康宏 (安冨 康宏) 三重大学, 医学部, 助教授 (90281724)
栗林 景容 三重大学, 医学部, 教授 (10064578)
落合 宏 富山医薬大学, 医学部, 教授 (30018692)
吉田 恭子 (今中 恭子 / 今中ー吉田 恭子) 三重大学, 医学部, 講師 (00242967)
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研究期間 (年度) |
1997 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
8,700千円 (直接経費: 8,700千円)
2000年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1999年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1998年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1997年度: 6,100千円 (直接経費: 6,100千円)
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キーワード | ウイルス性心筋炎 / 拡張型心筋症 / コクサッキーB3ウイルス / アポトーシス / エピトープ / ペプチド療法 |
研究概要 |
マウスコクサッキーB3ウイルス性心筋炎の、拡張型心筋症動物モデルでは、その背景に免疫学的異常が関与する。すなわちウイルス性感受性は個体の持つ遺伝学的背景によるところが大であること、次に重症度に密接に関係するのはT細胞(得に幼弱型)であることなどである。一方、現在コクサッキーB3ウイルスには、心筋炎惹起型(CB3Mと心筋炎非惹起型(CB30)が存在し、蛋白レベルでは27Kdのスーパー抗原関連部分に差異が存在することを証明している。ウイルスゲノムの解析を行った。感染vero細胞から2種のウイルス粒子を精製し、これよりウイルスRNAを単離した。上記ウイルス蛋白解析から違いが推定されるウイルス蛋白質ゲノムにまず着目し、これらゲノムのcDNAをPCRを用いて作成、このとき既知のCB3塩基配列を参考にして数種のプライマーを合成、cDNAの塩基配列を決定した。現在我々当研究チームは、その塩基およびアミノ酸配列の差を分析し7ケ所の変異を認めた(第45回日本ウイルス学会報告)。また、いわゆるScidマウスでのCB30とCB3Mを用いた自己免疫性心筋炎のモデルも開発した(第20回心筋代謝研究会報告)。次に、in vivoでの炎症性サイトカイン誘導性などの異なる性質を、CB3MとCB30の配列より明らかにし、Scidマウスでのウイルス性心筋炎後の自己免疫性機序を解明した。現在は合成ペプチドによるT cell receptorをブロックする治療法を確立した。
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