研究課題/領域番号 |
09470296
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
|
研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
栗栖 薫 広島大学, 医学部, 教授 (70201473)
|
研究分担者 |
杉山 一彦 広島大学, 医学部・附属病院, 講師 (30243554)
|
研究期間 (年度) |
1997 – 1999
|
研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
|
配分額 *注記 |
6,700千円 (直接経費: 6,700千円)
1999年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 5,200千円 (直接経費: 5,200千円)
|
キーワード | GC-factor / 悪性グリオーマ / EGFR / アデノウイルス / 細胞周期 / NBS1 / テロメラーゼ / GC-Factor / 抗癌剤 / *剤感受性 / アデノウィルス / GC factor / アデノウイルスベクター / 細胞増殖抑制 / GCfactor / 遺伝子導入 |
研究概要 |
GC factorは転写因子のpromoter領域に特徴的であるGC rich配列の部分に対し、特異的に結合しその発現を抑制する。悪性グリオーマには、多数の成長因子autocrine loopが存在し、特に高率にEGFRの過剰発現が確認されている。EGFRのpromoter領域にはGC rich配列が存在するため、過剰発現とGC factorの関係について検討した。悪性グリオーマ培養細胞におけるEGFRの発現を解析を行った。最も強い過剰発現が認められたU251-MGにGC factor遺伝子を導入し、細胞増殖能を解析した。導入細胞において細胞増殖抑制効果が認められ、EGFR,IGF-IIの発現低下を確認した。遺伝子導入による薬剤耐性に対する影響についても検討し、ACNU,cisplatin,vincristineに対する感受性の増加を認めた。GC factor発現組み替えアデノウイルスベクターをCOS-TPC法にて作成し、in vitro及びin vivoにおける発現の確認と細胞増殖抑制効果について検討した。 また、悪性グリオーマ及び悪性リンパ腫における細胞周期調節因子p16gene、ナイミーヘン染色体不安定症候群原因遺伝子(NBS1)、テロメレース活性の変化を検討した。アデノウイルスを使用しp16遺伝子導入によるACNU,CDDP,AZCに対する感受性の変化についても検討した。
|