研究課題/領域番号 |
09470335
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔・蘇生学
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
溝部 俊樹 京都府立医科大学, 医学部, 講師 (50239266)
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研究分担者 |
田中 義文 京都府立医科大学, 医学部, 教授 (50079935)
青木 祐司 京都府立医科大学, 医学部, 助手 (90260794)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
9,000千円 (直接経費: 9,000千円)
1999年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1998年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
1997年度: 4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
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キーワード | デクスメデトミジン / アドレナリン受容体 / キメラ受容体 / 点変異受容体 / PCR / 麻酔 / デクスメデドミジン / 変異受容体 / α_2作動薬 / 静脈麻酔薬 / デキサメデトミジン / 組み換え遺伝子操作 |
研究概要 |
Alpha2作動薬であるdexmedetomidine(DEX)は多くの利点を有する麻酔薬であるが、その副作用をなくすためには受容体特異性やサブタイプ選択性の高いα2作動薬を作る必要があり、そのためにはDEXの結合部位が存在するTMDや結合部位そのものを明らかにしなくてはいけない。pGEM3Z vector上のmulticloning siteに挿入された ヒトα2A及びβ2 adrenergic receptor を用いた。7つある細胞膜貫通領域(TMD)のいくつかがそれぞれα2Aとβ2のadrenoceptorからなるchimeric receptorを8つrecombinant DNA techniqueを用いて作った。これをCOS7 cellにDEAE dextranを用いてtransient transfectionし、そのcell membraneを使ってDEXのbinding assayを行いKi値を求めた。この結果、DEXはα2A adrenoceptor上のTMD#2,6,7に結合部位を有していることが判明した。 さらにPCRによりpoint mutationを行ったmutant receptorを作成し結合部位を同定するべく実験を行った。β2 adrenoceptorを用い、この細胞膜貫通領域(TMD)の第2、第6の細胞膜外側3分の1のアミノ酸をそれぞれ1つずつ対応するα2A adrenoceptorのアミノ酸に換えたmutant recetorを作成した。これらmutant receptorのDEXに対するKi値はwild type β2 adrenoceptorのそれと変化なかった。 以上よりDEXの結合部位は、TMD#2,6,7にあり、その結合アミノ酸はTMDの内側3分の2に存在すると考えられる。
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