研究課題/領域番号 |
09470410
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態科学系歯学(含放射線系歯学)
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
實光 章年 大阪大学, 歯学部, 助手 (50263299)
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研究分担者 |
平沼 広子 大阪大学, 歯学部・附属病院, 医員
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
8,000千円 (直接経費: 8,000千円)
1998年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1997年度: 6,500千円 (直接経費: 6,500千円)
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キーワード | 成長軟骨 / bcl-2遺伝子 / 細胞分化 |
研究概要 |
成長板軟骨におけるbcl-2遺伝子ファミリーの役割を検討する為に開発したp53ノックアウトマウス肋軟骨由来の軟骨芽細胞様細胞株N1511について、その形質発現についてまず検討を行なった。本培養系は10%牛胎仔血清を含むαMEM培地で培養する。Northern blot分析によると培養系がコンフルエントに達した時にはI型及びII型コラーゲンmRNAを発現しており、IX型コラーゲンmRNAを発現していない。この後、血清不含のαMEMに30ng/ml hrBMP-2と10^<-7>Mのinsulinを添加して培養すると、24時間でIX型コラーゲン、II型コラーゲンの発現が開始、上昇した。5日目にはALPase活性の上昇に伴い、X型コラーゲンが出現した。また、II型コラーゲンはコンフルエント時はIIA型が優位であったが、7日間の培養期間においてIIB型が優位となった。本培養系から、hrBMP-2を除くと9時間以内にapoptosisを誘導することが明かとなり、BMPがapoptosisを抑制することが判明した。そこで本培養系でRT-PCR法にてbcl-2ファミリーの発現について検討した。この結果、bcl-2はコンフルエントから2日目にやや発現が低下するもののbax,bcl-X_Lの発現は細胞分化とapoptosisによっても変化しないことが明かとなった。さらに、胎生14日目のラット腓骨を用いて免疫組織学的にbcl-2の発現を検討した結果、免疫組織学的にはbcl-2の発現を検出できないことが判明した。
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