研究分担者 |
清水 安子 千葉大学, 看護学部, 助手 (50252705)
佐瀬 真粧美 千葉大学, 看護学部, 助手 (10225906)
湯浅 美千代 千葉大学, 看護学部, 講師 (70237494)
黒田 久美子 千葉大学, 看護学部, 助手 (20241979)
今村 美葉 千葉大学, 看護学部, 助手 (40282462)
正木 治恵 千葉大学, 看護学部, 助教授 (90190339)
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配分額 *注記 |
7,800千円 (直接経費: 7,800千円)
2000年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1999年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1998年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1997年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
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研究概要 |
本研究は日本における老人病院の看護管理の特徴を明らかにし,看護管理モデルを作成することを目的に行う4年間の継続研究である.4年目である本年度は,面接調査対象者である看護管理者の参加によりフォーカス・グループを作成し,グループ・インタビューを行った.そして,4年間の研究成果をまとめた. 老人病院として,多くの老人を長期的にケアする病院,すなわち,長期療養型病床をもつ病院,特例許可病院(介護力強化病院),精神病院を調査した.老人病院は介護力強化病院,長期療養型病床,さらに介護保険導入を契機としてケアの質を高めてきた.さらに"ケア"を中心としてチーム医療が進められている.その改革を進めている先導者が看護管理者であることが明らかになった.よって,老人病院の看護管理モデルでは,改革のプロセスに焦点をあてた. モデルの要素は以下の5点にまとめられた. ・理念(経営,医療,看護・介護) ・ニード(社会,地域,患者・家族) ・ストラテジー ・人間関係/ケアリング ・エネルギー それぞれの要素について内容を整理し,要素間の関係を分析して,看護管理モデルとして,"回転・発達モデル"を提示した.
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