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精神科看護領域で活用されている看護介入法の類型化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 09470537
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 看護学
研究機関高知女子大学

研究代表者

野嶋 佐由美  高知女子大学, 看護学部, 教授 (00172792)

研究分担者 畦地 博子  高知女子大学, 看護学部, 講師 (80264985)
梶本 市子  高知女子大学, 看護学部, 教授 (80141654)
中山 洋子  福島県立医科大学, 看護学部, 教授 (60180444)
青木 典子  高知女子大学, 看護学部, 助手 (80305812)
安藤 幸子  神戸市看護大学, 看護学部, 助教授 (80285353)
津田 紀子  神戸大学, 医学部, 助教授 (80172021)
伊賀上 睦美 (井賀上 睦見)  愛媛大学, 医学部, 助教授 (60284402)
UNCLERWOOD P (UNDERWOOD Pa)  兵庫県立看護大学, 看護学部, 教授 (10264839)
研究期間 (年度) 1997 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
12,100千円 (直接経費: 12,100千円)
1999年度: 3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
1998年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
1997年度: 5,000千円 (直接経費: 5,000千円)
キーワード精神科 / 看護 / 看護介入法 / フォーカスグループ法 / 精神看護 / 看護介入
研究概要

■研究目的
精神科看護の看護活動の類型化をはかり、精神科看護活動の現状と課題を明確にする
■ 方法
(1)精神科看護関連の文献から3006の看護行為を抽出し、検討を繰り返し、84看護行為と6つの働きかけの領域として分類、整理した。
(2)抽出された84看護行為の実態調査を行い、23の病院に勤務している看護婦(士)641名から回答を得た。得られたデータを統計的に分析した。
(3)実態調査で看護行為の実施度を因子分析した結果を基に研究者間で検討を繰り返し、20の看護活動に分類した(精神科の看護活動分類案)。
(4)上記の試案について、10名前後の看護婦(士)からなるフォーカスグループを3回開催し、その評価をもとに修正を行い「精神科看護の看護活動分類」を作成した。
■結果
本研究の結果から18の「精神科看護の看護活動分類」が作成された。精神科看護領域で、看護者は74看護行為を活用しており、それらはさらに「セルフコントロールを促す」「社会人としての自覚を促す」「振り返りを促す」「継続して力をつける」「具体性をもたせる」「意志・意欲を強める」「人と場を拡げる」」教育的に関わる」「方向性を示唆し進めていく」「話し合う」「契約をする」「動きを見守る」「指示する」「補う」「保護的調整をする」「制限する」「楽しませる」「安らぎを提供する」の18の看護活動に分類されることが明らかになった。そしてこの18の看護活動はさらに働きかけの目的をあらわす『拡大強化』『方向づけ』『保護』『解放』の4群に大別された,また、看護活動とは別に【関わりの基盤】として「関心をよせる」「尊重する」が位置づけられた。
精神科の看護介入では、患者との関わりを基盤として、ケアの対象や場や領域にあわせて判断を行いながら、看護の目的を達成するために、一定の看護志向性に向けて具体的な看護行為を展開していると考えられる。

報告書

(4件)
  • 1999 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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