| 研究課題/領域番号 |
09480037
|
|---|
| 研究種目 |
基盤研究(B)
|
| 配分区分 | 補助金 |
|---|
| 応募区分 | 一般 |
|---|
| 研究分野 |
教育工学
|
|---|
| 研究機関 | 大阪府立大学 |
|---|
研究代表者 |
田村 武志 大阪府立大学, 総合情報センター, 教授 (60291605)
|
|---|
| 研究分担者 |
小島 篤博 大阪府立大学, 総合情報センター, 助手 (80291607)
傍島 邦穂 大阪府立大学, 総合情報センター, 助手 (50295739)
宮本 貴朗 大阪府立大学, 総合情報センター, 講師 (70291606)
|
|---|
| 研究期間 (年度) |
1997 – 1999
|
| 研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
|
| 配分額 *注記 |
8,900千円 (直接経費: 8,900千円)
1999年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1998年度: 3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
1997年度: 4,900千円 (直接経費: 4,900千円)
|
|---|
| キーワード | 遠隔教育 / 遠隔教育授法 / マルチメディア遠隔講義システム / 講義操作支援環境 / コミュニケーションエージェント / WBT / 未来型電子教科書 / インタラクティブマルチキャスト / 遠隔学習 / VOD / 低コストマルチメディア遠隔講義環境 / 電子テキスト / 遠隔講義支援環境「遠隔α教授」 / 音声制御による遠隔講義支援環境 / 衛星インターネット / 遠隔教育教授法 / メディア切替えタイミング |
|---|
| 研究概要 |
これまでに遠隔教育では、主に通信衛星(VAST)やISDNなど通信インフラに焦点が当てられて研究が行われてきた。本研究は、講師の教授法、学習者の参加意欲、提示環境、操作環境など、学習効果に直接影響を及ぼす要因に焦点を当て、最適なシステムを構築することである。3年間の研究成果をいかに示す。
(1)講義中にPowerPoint図表やビデオ、手書き文字、静止画、実物が提示できるマルチメディア遠隔厚ぎシステムを構築し、講義実験を行った。その結果、マルチメディアを駆使した講義は有効であることを確認した.
(2)遠隔講義中に行う機器操作がアイコンで、一元的,かつ簡単にできる支援ソフト「遠隔α教授」を開発した.さらに、これを発展させ、講師に音声で機器の切り替え操作ができるシステムを考案した。この成果を関西TLO経由で特許申請した.
(3)遠隔地受講者の乾燥をWeb技術を用いて、講師にフィードバックするコミュニケケーションエージェントシステムを開発した.
(4)H.323ベースIPネットワーク上で,MPEG1相当の映像により講師と受講者がインタラクティブにやり取りできる同期・非同期統合型学習システムを構築した。本システムはWBT(Web Based Training)との連携ができシステムである.
(5)学習者の要求に応じて知識を編集し、学習者個人の教科書を作成する未来型電子教科書モデルを開発した。このモデルは電子教科書からビデオ会議システムを起動し、遠隔地の講師に質問したり、FAQデータベースにアクセスして問題解決を図ることができる。いわば「夢の教科書」である.
|
