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科学・技術教育に対応した地域生涯学習システムの開発-エコミュージアムとマルチメディアを活用して-

研究課題

研究課題/領域番号 09480042
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 教科教育
研究機関島根大学

研究代表者

神志那 良雄  島根大学, 教育学部, 教授 (60030772)

研究分担者 大谷 修司  島根大学, 教育学部, 助教授 (50185295)
秋重 幸邦  島根大学, 教育学部, 助教授 (50159331)
山下 晃功  島根大学, 教育学部, 教授 (40032594)
角替 敏昭  島根大学, 教育学部, 講師 (50252888)
川口 高明  島根大学, 教育学部, 助教授 (10273913)
仲野 寛  島根大学, 生涯学習教育研究センター, 助教授 (70273927)
研究期間 (年度) 1997 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
5,700千円 (直接経費: 5,700千円)
1999年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1998年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1997年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
キーワード科学・技術教育 / エコミュージアム / マルチメディア / インターネット / ホームページ / 「たたら」製鉄 / 鉄の道文化圏 / CD-ROM / たたら製鉄 / 地域生涯学習システム / 科学教育 / 技術教育 / マルチメディア教材 / 出雲地方
研究概要

本研究は、衰退の一途をたどる科学・技術教育の活性化を図るために、エコミュージアムとマルチメディアを有機的に連動・活用して、地域住民が個人あるいはグループとして、生涯を通じ、自由に楽しく且つ経済的負担の少ない形で参加できる地域生涯学習システムを開発することを目的としてスタートした.
具体的テーマとしては,出雲地方に古くから栄えた,「たたら製鉄」を取り上げ,その歴史,特徴,「たたら製鉄」が出雲地方で特に栄えた理由等を解説した.玉鋼の原材料となる良質の砂鉄がこの地方に多く産出した地学的背景,砂鉄(磁鉄鉱)を還元して鉄(玉鋼)を得るときに必要な大量の木炭(たたら炭)を生産するための樹木に関する植物生態学的背景,更には「たたら製鉄」の操業に必要な人力を抱える経済学的背景などに関し考察を行った.これらの成果を公開するためのホームページを製作した.その中では,島根県の安来市,能義郡広瀬町,大原郡大東町,仁多郡横田町,仁多郡仁多町,および飯石郡吉田村の,「たたら」に関係深い6市町村の共同プロジェクト「鉄の道文化圏」をエコミュージアムの例として紹介した.ホームページ上で,映像と音による疑似体験でイメージ学習をし,エコミュージアムで実物体験をし,この両者を相互にフィードバックすることで学習内容を深化させる学習システムを開発した.また,関連するホームページともリンクを張り,「たたら製鉄」について総合的に学習できようにした.これは学習の形態として画期的なものであり,新しい教育課程で導入される「総合的な学習の時間」で活用できるものと考える.
現段階では,残念ながら,本学のメインサーバーの容量とセキュリティーの関係で,インターネット上でのホームページの一般公開はできないが,近い将来インターネット上で公開する予定である.それまでは,暫定的に,ホームページの一部をCD-ROMの形で配布・公開する.

報告書

(4件)
  • 1999 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書

URL: 

公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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