研究課題/領域番号 |
09490008
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
広領域
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
鎌田 繁 (1998-1999) 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (70152840)
長澤 栄治 (1997) 東京大学, 東洋文化研究所, 助教授 (00272493)
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研究分担者 |
長澤 榮治 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (00272493)
羽田 正 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (40183090)
鈴木 董 (鈴木 薫) 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (50162962)
山中 由利子 (山中 由里子) 国立民族学博物館, 助手 (20251390)
鎌田 繁 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (70152840)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
11,300千円 (直接経費: 11,300千円)
1999年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
1998年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
1997年度: 4,900千円 (直接経費: 4,900千円)
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キーワード | 西アジア / データ・ベース / イスラム / アラビア語 / トルコ語 / ペルシア語 / 文献資料 / 書誌目録 / イユラム / ペリシア語 / データベース / アラビア文字 / 言語資料 |
研究概要 |
本プロジェクトにおいては、初年度以来、本年度に至るまで、一方で西アジア・データベース形成のための知見を広め新たな方向性を築くべく作業を進めてきた。本邦はもとより国際的にも西アジア研究のためのデータ・ベース形成が極めて不十分な現状にかんがみ、西アジア研究データベース形成のための基礎的研究を進めると共に、原データの存在形態及び利用方法についても検討してきた。このため一方では、財団法人東洋文庫をはじめ、西アジア研究資料を有する国内有力諸機関と連絡をとり、データベース化の際の一定範囲の統一方式を追求しある程度これを実現した。そしてこれに基づき東洋文化研究所所蔵のアラビア語・トルコ語・ペルシア語の単行書及び逐次刊行物につきアラビア文字を用いて原データ作製・データベース化作業を進めた。またラテン文字のトルコ語資料についても作業を行った。その結果、プロジェクト期間内に、上記三言語の西アジア研究資料についての書誌データベースをほぼ完成し、そのうち学術情報研究センター(現研究所)のデータベース・システムに既に受け皿のある分については、ここに載せて情報を公開し、広く内外の研究者の利用に供することを得た。さらに、東洋文庫との協力の下に、アラビア文字による西アジア資料の総合データベース指導をめざし、そのための基礎作業を一応終えることを得た。 原データの存在形態及び利用方法の検討については、図書・写本及び古文書を対象に広く海外との交流協力をめざし、大英図書館、トルコ国立スレイマンエ図書館、イスタンブル大学等の専門家を招きセミナーをもち内外の研究者の交流と上述のテーマについての共同研究を行った。 以上のプロジェクト終了にあたり、最も利用価値が大きいとみられる東京大学東洋文化研究所所蔵オスマン語(アラビア文字表記トルコ語)逐次刊行物の仮目録を作製印刷することとした。
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