研究課題/領域番号 |
09490012
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
広領域
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研究機関 | お茶の水女子大学 |
研究代表者 |
林 正男 お茶の水女子大学, 理学部, 助教授 (60110516)
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研究分担者 |
宮本 泰則 お茶の水女子大学, 理学部, 助手 (50272737)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
1999年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1998年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | インテグリンαv / ビトロネクチン / 細胞接着 / 転写制御 / プロモーター / 転写因子 / Ets / Sp1 / 胚性腫瘍細胞株 / ヒトロネクチン / 核タンパク質 / シスエレメント / 細胞外マトリックス |
研究概要 |
1.マウスメラノーマ細胞株において機能するインテグリンαv遺伝子プロモーター領域の詳細な同定(研究代表者、林正男) 我々は、マウスインテグリンプロモーター領域をゲノムライブラリーより、クローニングすることに成功し、翻訳開始約1.8kbpの塩基配列を決定した。さらに、インテグリンαvプロモーター領域(-108bpから+1bp)において3箇所の転写制御部位があることをマウスメラノーマ細胞B16F10において同定した。第1の部位、-27bpから-16bp、に転写因子Sp1が結合すること見いだした。また第2の部位、-61bpから-54bp、に転写因子Ets-1が結合することを見いだした。そして第3の部位、-106bpから-98bp、にEtsファミリーが結合することを明らかにした。以上の3箇所の転写因子結合部位は、それぞれ欠失や塩基置換をすることにより著しくプロモーター活性が減少した。これらの結果は、インテグリンαvプロモーター活性がEts及びSp1により制御されていることを明らかにしている。 2.ビトロネクチンプロモーター領域の解析(研究分担者、宮本泰則) ビトロネクチンプロモーター領域のうち、-19bpから+54bpの領域が転写に必須であることを見いだした。この領域には、TATAボックスがなく、肝癌HepG2細胞の核タンパク質と単一の複合体を形成することを見いだした。また、未同定であった翻訳開始1.8kbp上流から3.9kbp上流までの約2kbpの塩基配列を決定した。
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