研究課題/領域番号 |
09555114
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
電子デバイス・機器工学
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研究機関 | 富山商船高等専門学校 |
研究代表者 |
水本 巌 富山商船高等専門学校, 助教授 (40239257)
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研究分担者 |
阿蘇 司 富山商船高等専門学校, 助手 (30290737)
山川 進三 富山商船高等専門学校, 教授 (70200590)
NAKAMURA Kazunori ITS Technology Center R&D Laboratories, The Furukawa Electric Co., Let.
中村 一則 古河電気工業(株)横浜研究所, 主任研究員
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
1998年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1997年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
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キーワード | プラスチック光ファイバ / pHセンサ / 光重合 / ファイバセンサ / pH / プラスチック光ファイバセンサ / pHセンサ 多点計測 |
研究概要 |
近年、環境ホルモンやダイオキシン汚染、酸性雨等地球環境に関する問題が注目されている。そのため環境計測技術は、人間の生命をも左右する重要な役割を担うようになってきた。この様な背景の元、酸性雨等の影響を無侵襲にかつ多点計測が可能なようにプラスチック光ファイバイオンセンサーの開発を行った。 従来のpH測定は、もっぱら化学試薬や電気電極に頼ってきた。これらは広範囲に渡る同時測定や多点計測には不向きである。そこで針状端末プローブを2本張り合わせ最適な蛍光出力が得られるよう端末長を最適化した。その結果、pH値とエタノール濃度を測定できた。 次にセンサーの機械的強度を増強して携帯可能にするために、2芯構造を1芯構造に作り替えて同様な実験を行った。更に色素ゲル膜の劣化を防ぐことと、pHの測定範囲を広げる為に、光重合を用いて化学反応による侵食に強い光ファイバセンサーを開発した。
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